ぼんのう
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2003年07月01日(火) グッドバイ・レーニン!

ドイツ統一後のある問題に焦点をあてたシニカルなコメディ映画が、今欧米で話題を呼んでいる。
バリバリの旧東独共産党員だった母親が倒れて、意識不明で入院。ところがその際中、ドイツ統一がなされ、共産党政権が崩壊してしまった。そんな中、母親は意識を回復した。
母親思いの主人公は、このような状況を見せてしまえば、絶対病状が悪化すると考え、近所や友人たちと計らい、自宅周辺のみをかつての東独風にし、様々な手段を駆使して、共産党政権のように見せた…という内容。

でも、日本で上映の予定が出ていないんだよなあ…。
あーもー…DVD出たら、アマゾン(米国)で入手するしかないのかな…。

少し前のにゅーずウィークで、ドイツでは今、東独ブームだという。それは決して、共産主義政権よ再び!…ではなく、東独時代出回っていた、『ダサイ』『重苦しい』商品等に対してであった。旧西独でのカラフルな石鹸ではなく、東独の無骨であわ立ちしにくいが、品質的に結構よい石鹸等の生活用品とかに対して、日本で言うところの、昭和30年代ブームみたいなものが、静かに広まっているという。

確かに、洗練されたワザとらしい商品ではなく、消費者を突き放した商品もまた、メーカーに散々甘やかされた消費者としては、結構新鮮に思えるのかもしれない。

ああ…この映画、日本に上陸してくれ、プリーズ。


ANDY 山本 |HomePage

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