EXO SHOW TIMEがこんなに12人の個性をそのまま映し出す番組になろうとは、番組を始めるというニュースが出た時に誰が予想できたでしょうか。薄々いい奴っぽい感じだった子の本当にいい子っぷりや、薄々しょうもなさそうだった奴の腹立つくらいのしょうもなさ、面白いことばっか言ってるんだと思ってた子の思わぬ打率の低さ、カッコつけてばっかだと思ってた子の意外な温かさ、それらをひっくるめてみても、12人いる中から我先にと目立とうとする子があまりいないという不思議なバランス。
とはいえ意見を求められれば一転、そこは外国人枠の中の特に2人が個性という概念そのものを鑑みずにいられない存在感でやりたい放題となり、完全母親目線の私はハラハラするのだが、12人いるというマジックなのかなんなのか、やりたいようにやらせてなおかつ変な空気にならない不思議な包容力のある団体で、それを可能にしているのが何なのか気になるので見続けてしまうのだった。これが飛ぶ鳥を落とす勢いのアイドルグループの力なのか。どうしてもvixxと比べて見てしまうんだけど、リーダーが特にまとめないという点もexoの大きな特徴のように思う。リーダーも十分変わり者なのだけど。
特に自分から喋ることもなく、長兄らしく落ち着いてそこにいるんだけど、みんなで何かやっていてもなぜか素敵なオーラを纏うミンソクのボーリング大会編、ご覧下さい。
何をやらせても期待以上、地味にしてても光ってしまう、こういう子のためにあるような番組で着実に存在感を高めているミンソクなのだった。
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