2014年02月02日(日) |
ふらんすに行きたしと思えども |
日曜美術館で猪熊弦一郎。私がいつも使っている地下鉄の駅のホームに猪熊弦一郎の作品があるのは前から知っていて、タイトルも「創造の街」だというのも表示があるので知っていたんですが、全部で36枚の作品だというのを初めて知った。35歳でフランスに渡り、絵を見せた憧れのマティスに「お前の絵は上手過ぎる」といわれて葛藤し、自分のスタイルを模索するくだりが印象的だった。
深夜にスカパーで「ミッドナイト・イン・パリ」を観る。前に仮先輩が今までウディ・アレンの話なんてしたことなかったのに、この作品はとても気に入ったと話していた。私はというと、ヨーロッパに渡ってからのウディ・アレンの作品をほとんど観ていない。スカパーで放送があれば先日も「アニー・ホール」や「世界中がアイ・ラヴ・ユー」も観ていた。でも最近のはなぜかスルーしていたのだけど、先輩がいいと言っていたので観たら、めっきりとウディ・アレン作品でとても良かった。オーウェン・ウィルソン演じる主人公がガートルード・スタインに小説を読んでもらってアドバイスをしてもらうシーンがあった。マティスで日曜美術館とカッチリ繋がって、不思議な充実感に包まれた。
毎週土曜にスカパーの旅チャンネルで楽しみに見ている「世界ふれあい街歩き」も昨日の街はパリのマレ地区。フランスの街を歩いて過ごした週末だった。
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