tdd diary

2006年08月16日(水) からだ巡茶

世の中はまたもや誰かが誰かを煽ったりだとか、大停電とか、太陽系の惑星がいきなり3つも増えるかもだとか、もう私の見えないところで色んなことがあっちからこっちへと動いているようで、でもそんなことよりも個人的にこの5日間で降り掛かってきた嬉しい出来事や嬉しくない出来事の方が、太陽系の惑星がいくつなのかよりも私には切実な大問題だったりしました。停電だって、クレーンが送電線を傷つけたちょうどその頃私は眠りにつき、目を覚ました頃には東京は元通りだったのです。

ニュースを見たら、渋谷駅の地下のデパートがてんやわんやになっていて、真っ暗なお店の中が映っていた。渋谷の地下では4年働いていた。企画部がしっかりしていない会社だったので、年に3〜4回、喧噪の渋谷の地面の下、閉店して電気が所々しか点灯していない薄暗い百貨店で、同僚のnと一緒にディスプレイを入れ替える作業をいつも2人でやった。7年働いた会社を辞める意志を上司に伝えたのは4月に辞める半年前だった。気持ちが嘘みたいに軽くなるのを感じつつ、辞めて自分が何をするかも全く決まっていなかったので、漠然とした不安が自分では意識していないところに常にあったようで。一月前の3月に京都へ旅行した時、そういう風に見ればそう見えなくもないくらいのハゲを頭に発見した。向き合ったところで解決しない漠然とした不安とか恐怖は、抱えつつも対峙したところでいいことがないので放っておいたらこのハゲだ。ケロっとした物言いと顔の、でもその頭上にハゲだ。そういうふうにしかやっていけないから仕方ないなあと思って、その後5ヶ月に及ぶ夢のような無職の生活を過ごしたのであった。真っ暗な百貨店なんかがテレビに映るので、久しぶりに自分のダークサイドを思い出す羽目に。



話は変わって、今日お昼にテレビを見てたら韓国ドラマみたいなのをやっていて、そこに出ていたおばさんが、「何ごとも午前12時5分前が1番いいって言うでしょう」みたいな話をしていた。そうかもねえと思う。遠足の前日の夜、夏休みが始まる前の終業式、会社を辞める1ヶ月前にハゲ、旅に出る時の出発5時間前、大好きなバンドがステージに出てくる5分前、MajiでKoiする5秒前、などなど。気持ちの高ぶりでいうとピークはそこかもしれなかったり。でも最近は12時を過ぎても楽しめるようになってきました。私も大人になったもんだ。でも終わりは常に意識する。そこはどうにもなりません。


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hatori [mail]