2006年02月03日(金) |
にわかにいろめきたつ |
「かりそめーの、なれーそめにー、にわかにいろめきたつーよー。」(キリンジ)この場合の「かりそめ」は、「なれそめ」にかかるのか、「いろめきたつ」にかかるのか。「美しい水車小屋の娘」(シューベルト)で美しいのはどちらか。「かりそめ」だからこそ「にわかにいろめきたつ」なんてことが、大人の世界にはあるってこと?あー分からない。自分が何言ってるのかもよく分からない。と、いうことで「恋するハニカミ」。もっと芸人ぽい展開かと思ってたら笑い一切なしでしたよ。この番組っていつもこうなんでしょうか。すごいね。テンションの無理無理な上げ方みたいのが。でも恋だの愛だのは一瞬で人をバカにしてしまうものです。
雪の東京でのデート、楽しそうと思うまでもなく、河本じゅんちゃん本人が「うわー楽しいー!楽しいー!」とおっしゃってました。公園の雪の上に相合い傘書いてたよー。Uが言うにはあれは名前入れるんじゃなくて相合い傘のこっちとそっちにゴロンて横にならないと!って。エイティーズは言う事が違いますね。雪がとんとこ降ってるのに、はいからさんみたいな着物と坊っちゃんみたいな着物でコスプレして浅草で人力車乗っちゃうし。最後はまだまだ雪が降り続く中、屋外でじゅんちゃんが弾き語り(そこ、タンバリンじゃないんだ!とツッコミ入れたのは私だけじゃないはず)。誰のなんて曲だったか忘れましたが、寒いだろうにそれはもう本気の弾き語りでとても良かったです。歌い終わって抱き締められ、泣いてしまうじゅんちゃん。そんなじゅんちゃんは妻子持ち。ひゃー。大人ってすごいな。リアリティTVなんてクソだな。ワビサビ大切。「かりそめ」であっても。

「オメエに食わしぇるタンメンはネエ!」の、イメージ画像ではなく、私がかりそめデートでハニカミたい人の画像です。ほんっとに、志ん朝みたいな人が現れたら、にわかにいろめきたつのに。
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