なんとか日記
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| 2004年02月19日(木) |
意味を成さない文字がひたすらに |
官僚の作った文章が意味不明すぎて翻訳の人が困っている。 目が覚めるような優秀な人材というのもいるんだろうけど 今まで会った人は「?」が浮かぶ人の方が多い。 最後まで読んでも何が言いたいのかさっぱりわからないのだ。 日本語でも本意がつかめないのにこれを翻訳するなんて曲芸だよなー。 このような文章を「煙巻き系」と呼んでいるんだけど、 自分の書いた学部の卒論はまさしくこの煙巻き系にほかならない。うひょー。 つまり、書いている人間も何を書いているのかほとんどわかっていない上に 説得力とか関係各所との協調を求められると結局煙巻き系になって まったく意味が不明な文章を作ってしまうというわけだ。 逆に、事実を自分の見せたいように演出しようとすると とたんに民放のくだらないニュース番組調になってしまう。悪趣味なほどエモーショナルで単純な結末。
何もかも微妙すぎる現在の仕事の場合、 どの点で着地できるかが予算との兼ね合いになってしまうのがまた難しい。 今日も予算削減のあおりを受けて、不本意な素材を選ばざるを得なかった。 小さなことだけど、クオリティはどんどん下がっていく。 でも、こちらの士気が下がれば下がるほど、クライアントの満足度は上がっていくんだよねー。 そしてこちらの思惑とはよそにまた仕事が入る。お抱え状態である。 社のカラーとは180度違う仕事なんだけどねぇ。本当に不思議でならない。
でも、クォンタムファンドのあの投資家や民主党がpushしているプロジェクトに 日本においてではあるけど一枚噛めそうな空気が漂ってきたぞ。 やっぱり、バランスしないとね。
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