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2008年02月07日(木) 今日の収穫

毎週木曜日に行っていた非常勤先を渡り歩く間にある上質なカフェ、今は春休みなのでずっとご無沙汰だったのだが、今日は某非常勤先で授業補助をしてくれる大学院生女子と、わざわざ待ち合わせて行ってきた。
この大学院生は、実験系の研究をしているのだが、入試期間中は大学構内立ち入り禁止になるので、実験道具から引き剥がされてヒマなのだ。
目的のカフェへ行く途中、古い商店街を冷やかしながらぶらぶらと歩いていると、下駄や発見。あれ?こんなところに下駄やがあったかなぁ。軒先に釣り下がっているわらじや、980円なんていう下駄をちらりと見て、カフェへ。
普段はコーヒー一杯をあわただしく飲んで席を立つのに、今日はずっとのんびりできるのだ。どっかりとソファに腰を下ろして、まずサンドイッチとスープでお昼ご飯。食べ終わってしばらくしてから、小さいケーキとコーヒー。とりとめなくおしゃべりをして、3時間ほど。はー楽しかった。
駅に戻る途中でやはりさっきの下駄やに寄ろうということになり、お店に入ると、ほんの1.5畳ほどの店の中からおじいさんが出てきていろいろ説明してくれた。奥さんと二人それぞれ別の店をやっていたのだが、片方をたたむことになり、その準備の最中に奥さんが急逝したとか、だから店もたまにしかやらないといかいう話を聞く。道理で開いているのを見たことがないはずだ。大学院生女子は980円の可愛い鼻緒の下駄を、私は結局むくむくとよいものが欲しくなり、桐の下駄で表面にザラザラと模様がついていて、草履用の鼻緒がついているものを買う。4300円なり。表面のザラザラは「しころ仕立て」だというので「錣山親方のしころですか?」と聞いてみたが返答はなかった。
その後、実家に寄る。実家に届けるものが沢山あったので、朝からずっと大荷物で移動していたのだが、下駄まで追加されたのでさすがにうんざりしてきた。ふうふう歩いていると路地の脇から出てきた自転車に父が乗っていた。一度買い物に出たが忘れ物をして戻ってきたのだという。勿怪の幸いで荷物だけ持ち帰ってもらう。
実家でご飯を食べさせてもらい、今度の書道の展覧会に出品する作品の添削をしてもらい、お米とかお菓子とか日本に出張中の兄のお土産とか貰って帰る。行きよりもずっと重い荷物を担いで帰ったので、あとで見たら肩のあたりに内出血ができていた。かわいそうに。

研修内容と資料のめどがついて安心していたら、間に入っている企業の担当者から「昨日が締め切りですが、進捗はどうなっていますか。」とメールが来ていた。先方との打ち合わせの内容はすべてBCCしてあったのに、それには何も反応せず、彼/彼女は締め切りだけが気になるのだな。そりゃそうか、企業だもの。
本当は配布資料のドラフトを示してOKを貰って、あとは時間をかけて資料を作ろうと思っていたのだが、それよりも成果物を固めたほうがよさそうなので、帰宅してから3時間ほどで、配布パワーポイントの資料もがさがさつくって担当者に送付。


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