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出すものを出して気が緩んだせいかずっと眠い。 朝、電車の中で宿題をやりながらフランス語教室。2回ほど当たるが簡単なところでよかった。寒さと眠さで集中力を欠く。もったいないことをしているなーと思いながら、自分の学生が眠そうにしているのを怒るのはやめようと決意する(←このあたり、すでに集中力を欠いている。) 寒いなーと思いながら歩いていると、ビッグイシューを売っていたのでひさしぶりに買う。こんなに着込んでいる私でも寒いのに、充分な防寒具なしでずっと立っている販売員さんも大変だ。あれ、いつの間に300円になったんだろう(うち160円が販売員の収入分と書いてある)。この薄さで300円はきついなーと思いながら読み始めると、人生相談とか販売員のポートレートとか、誌面も前と違う、と思ったら記念特集らしく、人生相談は過去の総集編らしい。いじめにあっていたり絶望していたりする人に対して販売員が回答をしていて、「こうすべきです。」なんてことは書いてなくて、寄り添いながらちょっと励ますような言葉が並んでいる。誌面の下半分にはそれぞれの悩みに効くレシピとして、料理研究家エダモンによるレシピがちょっとした料理からカップ麺まで載っている構成。面白かった。レシピはこれからも使えるし、これで300円は安いかも、と現金に思った。 バスでよく店の前を通るが生活圏にない呉服屋さんで「初市」の札とワゴンセールが出ていたのが先日来気になっていたのを、やっと訪ねる。お正月に義母の着物がまた増えてしまったので、畳紙を買いたそうと思ったのだが、思ったほど安くはなかった。セールなのに暮れに非常勤先近くの呉服屋さんの歳末大売出しの正価より高い??他にも雑貨類がおいてあったが、どれもそれほど安いとは思えず。でもまあ畳紙を買うのは店内に入るチャンスなので、初期投資と割り切って1つ買う。それほど格式ばった店ではないようで、陳列のしかたも町の洋品店の和服版のような雰囲気。5000円〜10000円台で仕立て上りの、洗える素材の着物などもおいてあった。近くのバス停に行ったらちょうどバスが来たのだが、道の反対側にまたも「呉服店」の看板を見かけてそちらへふらふらと立ち寄ってみる。このあたり昔は花街にも近かったので、実用的な和服の店が多かったのかもしれない。こっちの呉服店はもうほとんど開店休業状態で、店の奥を覗くと反物などはあるが、ショーウィンドウには晒し布とか安い風呂敷とかどをかさかさと並べていて、あとは年配客用のスラックスやどてらなどを小さく商っている様子だった。 考えてみると、畳紙を買うという口実で呉服店に入ってみるのは、いい手かも。小物とか着付け用品とか買うとあわせていろいろ勧められたり知識がないことが露呈してつけこまれそうだけど(本当か?)、「畳紙を買う=畳紙を換えるほど着物を持っている=ほいほい買わないぞ」という意思表示にならないか。なんにせよ、呉服屋さんは敷居が高いのであった。 バスを逃したので、結局バス通りに沿って歩いて帰ることにして、商店街になにがあるのか見ながら歩いていると、「着物丸洗い(生洗い)・染み抜き」の看板発見。近くに悉皆やさんがあればいいのに、となんとなく探していたのだが、こんなところにあった。その店から家まで大体15分ぐらい。ここなら自分で直接持ち込めるし、ちゃんと店になっていて気軽にこられそうな雰囲気。マダムに相談して出すべきものを見てもらおう。 あーよかった。 参考サイト: ビッグイシュー http://www.bigissue.jp/
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