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午前中用事を済ませ、ケーキをぶら下げて(←余計)家に戻るバスに乗ったところで、はて?カギは?と突然思いついた。そういえばカギをバッグの中で見た記憶がない。いつもなら私のほうが遅く家をでて施錠するのだが、今日は夫が1時間ぐらい遅く家を出ると言っていたので、後は夫に任せて急ぎ足で家を出てきたのだった。 せっかくバスで座ったのに、と思いながら往生際悪くハンドバッグや手提げ袋の中を探っているうちにバスは出発してしまった。あきらめて夫のところでカギを借りてこようと、夫の所在を確かめるべく携帯を取り出す。ふと、隣に座ったご婦人がまじまじと私と手元の携帯を見比べているなぁと思いながら、呼び出し音を聞いていると、ついっと席を立っていってしまった。立ったところで、他の席も空いていないので出口近くにとどまっている様子。幸いなことに夫は職場にいて、ごにょごにょと会話は15秒ほどで終わり、あとは次の停留所で降りるのを待つばかり。悪いことしちゃったな、と思いつつ、でも(私の都合では)電話かけなきゃいけなかったし、通話は最低限にしたしなどと、ぐるぐると思いはゆれつつ次の停留所で先ほどのご婦人の前を通りながら降りる。意外とこの停留所は降車客が多く、ご婦人も別の席をゲットしたご様子。 バス停一つ分を歩いて駅まで戻り、反対方向にある夫の職場へ向かう。結局40分ほどかかって到着し、カギを受け取ってトンボ帰り。今まで夫の職場に行ったのは一桁ぐらいの回数だが、最短滞在記録だった。
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