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国立近代美術館フィルムセンターで映画を見てから、食事でもしませんかというお誘いあり。誘ってくれた人は男性で、私ともう一人女友達とで新年会をやろうと前から話していたもの。彼はもう一人知り合いを連れてくるというので、2対2で会うことになった。 日中千代田区方面に用事があったので、そのまま某所で仕事をしながら時間をつぶし、待ち合わせ時間近くに竹橋の国立近代美術館に向かって北の丸公園を歩いているとやや待ち合わせに遅れそうな雰囲気。メールで教えてもらった携帯に連絡を入れる。 「もしもし、今、北の丸公園にいてもうすぐ着くんだけど」 「映画、けっこう並んでるから先に並んどくよ。今どのへん?」 「今、科学技術館の前を通り過ぎるとこ」 「…(無言)…、もしかして国立近代美術館に行こうとしてる?」 「ぇ?(国立近代美術館に行くに決まってるじゃん)」 「フィルムセンターって京橋なんだけど」 がーん。(-"-)やっちまっただよ 今からじゃ間に合わない(←本当は間に合った)ので、映画終わってから落ち合おうということになり、1時間ほど時間をつぶすことになる。フランス語の勉強をして、時間は無駄にならなかったのだがバカみたい。その前に同じメンバーで忘年会をしようとしていて、そのときに国立近代美術館のフレンチレストランに行く、という選択肢があったのだった。そして女友達の職場も竹橋周辺だったので、すっかり竹橋待ちあわせと思い込んでいたのだなぁ。 彼らと無事落ち合うと、開口一番「メールにちゃんと京橋って書いたじゃないか!」といわれたが、思い込みが強いのでたとえ「京橋」と書いてあっても「竹橋」と読んでしまうのさ。 4人でビアホールに入り、2時間ほど歓談。今日初対面の人は名前を覚える気がないのか、私と女友達を『女性』と呼び、店員に差し出されたクジを「『女性』に引いてもらいましょう」といって権利をわれわれに譲り、最後割り勘分を払おうとすると「ごちそうして変に気を遣われてもいけないので、『女性』は千円いただきましょう」などと気を遣ってくださるなど、けっこうジェンダーバイアスの強くかかった人で、最近私の周りではあまり見かけないタイプ。いろいろ得がたい経験をした夜だった。
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