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朝、詳細な夢を見てぐったりと目を覚ます。朝8時半ごろ地震。紀伊半島沖が震源地なのだろうか。朝から風も強い。水遣りのためにベランダに出てみたら、先日おそまきながら種をまいたバジルの鉢が風に飛ばされてひっくり返っていた。その辺に落ちていた土をちりとりと箒で集めて戻しておいたが、果たしてあの中に種が含まれているだろうか。今度はキッチンにおいておくことにする。 日常のばたばたがやっと一段落したので、午前中に自治体の健康診断を受けようと思って受診票を取り出すと、期限が切れていた。誕生月の翌々月まで受診可能となっているので、もうだめなのだ。このままでも別にいいかなと思いつつも保健所に電話してみると、特例で期間を延ばすので、今週中に窓口まで出頭するようにと言われる。保健所までは電車に乗っていかなければならず、めんどくさいので、じゃあいいですと言おうとしたが、「念のため、お名前とおところをお願いします」とまで言われてしまった。気弱な私は聞かれるままに素性を明らかにし、出頭せざるをえない状況に自らを追い込む。 親戚が保健所のすぐ近所に二件隣り合っているので、ついでによろうかと考える。そうすると午後行ったほうがいいので、午前中は近所の開業医へ子宮がん検診に行く。ここはマンモグラフィーを使った乳がん検診を実施しているので、いつか行くこともあろうかと思っていたのだが、今年度から乳がん検診は一年おきの実施になり、今回は子宮がんだけの割り当てのみ。強風と強烈な日差しのなか日傘を差して徒歩20分ぐらいで到着。がらんと広い待合室には誰もいない。事前に電話していったので、すぐに診察室に通される。ちょっと年のいった女医さんでさばさばしていながら上品な感じで好感を持つのだが、大丈夫かなという不安も。診察前に「痛くもかゆくもありませんので」と器具と使用方法を説明されたのだが、い、痛い。ほんとに大丈夫かな。なにより待合室に患者さんが一人もいないというのが不安である。 お昼を軽く済ませてから出かける。駅に着くまでに大雨がざあざあ降ってきて、晴雨兼用の日傘を、雨傘として初めて使う。国民健康保険の滞納していた分も合わせて一括で払うことにして、必要な額を銀行でおろす。額の大きさにくらくらする。健康診断以外医療機関にお世話になることのない健康体なのに。 保健所の最寄り駅で降りると、晴天。今度は日傘を日傘として使いながら保健所へ。恐縮しながら用事を済ませ、親戚宅その1へ。その2は留守らしい。おじ夫婦は、先日私たちと数日違いで北欧でフィヨルド観光をしてきたばかりで、アルバムを見ながら話し込んだりする。私たちが行ったときは雨ばかり降って寒かったのだが、おじたちが旅行中は毎日晴天に恵まれていたのだと言う。日ごろの行いの差だろうか。おばといとこの妻と3人で1時間半ほど話し込む。おじは母の兄なのでもちろん血縁なのだが、考えてみたら、熱心に話し込むわれわれ女三人に血のつながりはなかったのだった。 久々に親戚詣でをして、なんとなく肩の荷が下りたような気になる。
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