WELLA
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2004年03月18日(木) それが人情。

フランス語教室の進級試験。
今回は特に試験範囲のアナウンスがなく(ということは全範囲か)、作文、書き取り、聞き取り、文章読解を立て続けにやる。外に出ると風雨もはげしかったので、友達と待ち合わせてお昼を食べた後は職場に顔を出すつもりが、そのまま帰宅して午後はそうそうにお風呂に入って引きこもってしまう。次回は口頭試問。

週刊文○の出版停止命令。出荷した分は売りきれ続出らしい。騒ぎ立てたおかげで、結果的に長女の離婚問題が世間に取りざたされるようになってしまった。今後世間は「目白の女帝の離婚した長女」という二重のイメージを持つようになるだろうが、そもそも今の世の中、離婚歴が明るみに出たことがそれほどの不利益になるだろうか。日本図書館協会は各図書館の判断にまかせるという声明を発表した。国会図書館はそ「受け入れなかった」扱いにするらしく、ということは他の記事も閲覧不可能となるわけか。ある公共図書館は該当ページをホッチキスで袋とじにするという。糊付けにしなかったのは、後日出版停止命令が解けたときにすぐ元に戻せるからだそうだが、その前に閲覧者が破ってしまうに違いない。隠してあるから見たくなる、それが人情である。
それほどひどい内容なのかと某巨大掲示板の中を探すと、あっさり記事そのものを画像ファイルにしたURLを見つけた。読んでみるとこの手の週刊誌にありがちな通り一片の記事で、多分彼女に縁のない一般市民からしてみれば「ふーん、そうだったんだ」と思う程度と思われる。強いて問題になるとすれば、「長女の結婚は駆け落ち同然で、それ以前に長男も駆け落ちをしており、駆け落ちの原因はいずれも彼らの母親の強い反対にあり、結局彼らは母親の傲慢さの被害者である」という論調であり、つまりそれを問題視して騒いでいるのは当の長女ではなく、彼女の母親であろうという印象が残った。

それよりも感慨深いのは、、このように発禁の記事や画像があっというまにネット上に出回る現実、URLから判断するにカメラつき携帯で撮ったらしい画像の質が、文字を読むのになんら差し支えないほどに鮮明な点である。


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