WELLA
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2004年01月10日(土) 時差ぼけ収め

朝起きたら9時。
ようやく時差ぼけも収まったか?と思いつつ、簡単に朝食を済ませる。今日もお茶漬け。以前別のところにも書いたが、一人で暮らしていたら絶対に自炊で栄養失調か外食で栄養過多になると思う。相変わらず気分が晴れないので、ぐずぐずしているうちにまた朝寝。夫はアメリカから午後の飛行機で帰ってくるというので、すっかり「私の部屋」状態になっていたリビングをざっと整理整頓。
たまった洗濯物を片付けていたら猛烈に頭が痛くなってきた。多分寝すぎで頭が痛いと思ったのだが、それにしても痛いので適当なところで切り上げて布団に戻る。布団に丸くなっていると夫帰宅。ともかくおきだしてきて二人でおやつにして、晩御飯は何を食べるか聞いたりしているうちに、夫はそのまま寝入ってしまった。一人空腹に耐えかね、お茶漬けを食べる。
夕方、ごろごろしながらテレビを見ていた。狂言師・野村万作・野村萬斎親子の芸への取り組みと、萬斎長男の初舞台にかける様子を放映していた。再放送だろう。萬斎氏本人も語っているように、親が子に教える時は「できるか、できねぇのか」という一つしかないと、非常にぴりぴりしているのが伝わってくる。忙しい合間を縫って、暇さえあれば稽古をつけているという感じである。それに対して祖父である万作氏が教えるときは、距離がある分余裕があり、むしろ甘く思えるほどゆったりと構えている。それが一転、万作氏が萬斎氏に対してつける稽古は自分の後継者に型を伝え切れていないことにもどかしさを感じるのか、性急に言葉をぶつけていた。親と子というのは因果なものである。


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