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ホットカーラー入手。 この間のウェディングパーティーで、髪をアップにしたのだが(アップっていう言い方も古臭い「新語」だよな)、ささっと毛先にホットカーラーを巻いて、ウェーブがついたところを結ってすかさずスプレーで固めて出来上がり。ホットカーラーの便利さを実感。そしてつい先日、新しい美容院を開拓すべく家の近所の店に行ってみた。私を担当した「チーフ」と呼ばれた女性はなんだかコロコロに太った人で、これがチーフならこの店はハズレかな、と思う。外見で人を判断するわけではないが、一日中立ち仕事で腕を上げた状態が多い美容師がなぜ太っているのだろう?少なくとも私が今まで担当してもらった美容師さんはみんな腰周りがすっきりしていて、「細くていいですねぇ」と言うとみんな異口同音に「立ち仕事ですし、忙しいので太っている暇がありません」などと言っていたのだが。案の定、カットはあまりうまくなかった気がする。シャギーにするのにはさみを滑らせるように切っていくのだがなんか痛いし、自分が動く代わりに客の椅子を断りもなくしょっちゅう上下させるし。しかし彼女は性格はとてもよく親切で、次回はこんな風に大きなカールをつけたパーマにしたい、と言ったらホットカーラーで「なんちゃってパーマ」にしてくれた。実は次回ここでパーマをかけるかどうかの判断にはやや雲行きがあやしかったのだが、ホットカーラーでの巻き髪自体は満足した。 というわけで俄然ホットカーラーが欲しくなり、家電量販店のたまったポイントでホットカーラーを入手することにする。本当は電子辞書が欲しいといって夫が貯めたポイントカードを借りていたのが、勝手に一部流用することにする(だって出張中で連絡とれないしぃ)。ポイント範囲内の大きさ値段ともに手ごろなのを見つくろい、それとレジ脇においてあったスプレー式の消火器を手に清算へ。数千円の商品をびた一文出さずにげっと。 得したというよりは不思議な気分である。むしろ私よりもっと高額なものをこうして手に入れている人もいるんだろうなぁ、という感慨。我が家の場合は、夫が業務上必要なものを購入したときの役得としてポイントが貯まっていくのだが、別にポイント貯めなくても好きなものが好きなだけ手に入る人たちもいるわけで、そういう人達がどんどん得するシステムなのだなぁ、と思う。 昔、多摩方面の私鉄終点にある開業医の息子という友達がいて、兄弟それぞれ株主優待の無料全線定期券というのを使っていた。「すげぇ、得なんだぜ」と言っていた。たしかに都心のターミナル駅が終点なのでその恩恵はかなりなのだが、そもそも彼の家は株主になるぐらいお金持ちなのであって、往復数百円が浮く株主優待定期券のおかげで家計が助かるとか、そういう次元の話ではないのだった。こんな風にお金がある人は、好きなものを好きなだけ買って、それに応じて特典を受け、その余禄で浮いたお金でまた好きなものを買い、ますます物質的に豊かな生活を送ることになるのだな、とつくづく思う。
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