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うちのマンションは大規模住宅なので分譲価格はピンきりで、我が家はもちろん下のほうなのだが最高価格帯となると桁が一つ違う。大規模住宅だけあって竣工まで2年近くかかり、その間にマンション建設ラッシュがピークを迎えて雨後の筍のように好物件が出回った。というわけで桁の違う額を出した人々については、同じお金を出すならもっとリーズナブルで立地条件のよい物件があるだろうになぁ、と他人事ながら常々半分同情半分うふふな気分でいたのだが、入居1年を過ぎるあたりからうちのマンション内の売り物件がちらほら市井に出回るようになった。ポストにも売り広告が入っているので価格の動向はわかる。中古とはいえ1年経過ぐらいではあまり値段は下がらないもので、半ば感心つつもやっぱり手がでないや、などと思っていたのだが、昨日の折込チラシには驚かされた。最上階の最高価格帯のうちの1軒なのだが、当初販売価格に比べて3割近く安くなっている。思わず帰宅するのもそこそこに購入したときの値段表と図面集を広げてしまう。いったい何が起きたのだ。おばけでも出るのか。ほんの2ヶ月ぐらい前にそのすぐ下のフロアの物件が売りに出たときは、桁が落ちたとはいえまだまだ高値だったので、その家を買ってしまった人は後から出た物件の安さに口惜しがっているだろうなぁ、とまたまた余計なことを考えたりする。値段が下がったからといってまだまだ手が出る額ではなく、そこに住みたいと思ってるわけではないんだけどね。万一自分のとこを売りに出すことを考えると、ひゅーっと寒いものがある。
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