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ベランダの花たちが機嫌よく咲いている。日当たりのよさを目当てにした南向きのベランダは夏場は、あまりの直射日光の強さと乾燥とですっかり弱っていたのだが、秋になりあたりがすずしくなったら今度はいよいよその日当たりのよさの本領発揮である。初夏にあまり花がさかないまま亡骸同然になっていたレースラベンダーも日の光を浴びてどんどん伸びて再び花をいくつもつけているし、日々草もこぶりながらいまだに花を咲かせている。ゼラニウムも赤い花を次々と咲かせて、つる日々草はベランダの床につかんばかりにつるを伸ばし葉を繁らせている。ミニシクラメンとグラジオラスの寄せ植え、伸びすぎたコリウスの花、まだまだ元気なバジル。春の花も夏の花も秋の花もそれぞれに自己主張して、こうしてみると季節感のないジャングルのようなベランダである。
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