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2001年05月13日(日) こころざしとプライド

志とプライドの関係、向上心と虚栄心の関係とでも言い換えられるだろうか。
ここのところ周囲の様々な愚痴を聞くにつけ、どうも人間が4つのタイプに類型化できるような気がしてきた。例えばX軸を志、Y軸をプライドとすると以下の様になる。

①志が高く、プライドも高い(稀だが肯ける)
②志が高く、プライドが低い(謙虚?とても貴重)
③志が低く、プライドが低い(ありがち)
④志が低く、プライドが高い(案外多い)

愚痴のターゲットになるのは断然④である。①は鼻持ちならないケースが多いが、実力が伴っていれば文句をつける筋合いはない。しかし④の場合「志が低いくせにプライドだけは高い」状態になると、これはもう筋金入りの困ったちゃんである。利害関係がない分には「いるいる、そういう人」で済むが、直接係わり合いになると相当ストレスが溜まりそうだ。ハタからは矛盾だらけに見えるが、おそらく本人の中ではきちんと自分の言動に整合性がとれているのだろう。
もちろん人それぞれ程度は違うと思うし、自分のことは棚に上げてかくのだが、④の極端な人は、何かをすすめても「いえ、私は」というように固辞する人が多いように思う。恥をかきたくないのか面倒くさいのか、その固くなさがどれだけ周囲の人間を不快にさせるかとか、そういう行動自体がどれだけ恥ずかしいかとか、そういうことは考えないんだろうなぁ。


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