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書類の整理をしていたら健康診断の案内が出てきたので、ふと思い立って申し込むことにした。夫の勤務先の健保で配偶者検診をやってくれるのだ。特定の組織に属していない主婦にはありがたい制度である。そういえば婦人科以外の検診って最近受けたことがない。元同僚達は成人検診を会社で受けているというし、そういうお年頃なんだからせっせと受けなくちゃねぇ、と思う。 案内を見るといくつか候補の医療機関があるが、区内にある総合病院の検診センターにした。申し込みの電話をすると、住所氏名生年月日などを質問され、さらに胃カメラはどうしますか?子宮ガンと乳がんの検査はどうしますか?とオプションを聞いてくるので、全部お願いします。と答えておく。なんかアイスのトッピングのような気軽さである。翌日早速問診票などがとどいた。こういう書類を見るとなんだか気がめいってくるが、問診票に答える限りではどうやら健康体のようである。 注意事項としては、前日夜8時までに食事を済ませ、夜10時まではお茶かお水なら飲んでよいが、翌朝は一切飲み食いはしないで来るように、と書いてある。そう書いてあるのを読んだだけでなんとなくひもじい思いがしてくる。昼食もたっぷり食べた上、おやつも食べた。早めに晩御飯にしようかと、冷蔵庫の余りモノで適当に作り始めるといつもよりボリュームのあるおかずが出来上がってしまった。さらに意地汚く多めにご飯を食べてしまう私。俗物なのだ。 それにしても胃カメラ、憂鬱である。初めてなのだ。絶対おえっとなってしまいそうである。もう想像しただけでダメそうだ。検診センターは、直線距離にすると近いのだが、公共交通機関一本では行かれない。歩いて行くとおそらく30分以上かかるだろう。朝食抜きで30分歩くと検診以前に具合が悪くなりそうなので、マンションのレンタサイクルで行く予定である。こちらも初体験。はぁ〜何かと不安がいっぱいのスリリングな夜が更けていく。
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