先日小説3を書いたが評判が良くない。 良くないというよりみんな読まないのだそうだ。 Webページであれだけ字を並べられても読む気がしないのだそうだ。 やはりね。 誰だってそうだ。 PCの前に座り長い長い横書き文を読むのは苦労する。 それも文章がへたくそでイメージの湧きにくい僕の文章だからなおさらだ。 僕は少し考えた。 自分の望むものと他人の望むものは違う。 だから短くてちょいと脇をくすぐるような事を書かねばならぬのだ。 それが1番難しいことだが、やらねばならぬ。 僕が僕であるために。
ランドセルを背負って僕は一目散で家に帰って来た。 今日の体育はマラソンだったからもうおなかがペコペコだ。 「おかあさん。今日のおやつ何?」 「今日はね、パイの実よ」 「まっまじでっ!わ〜いやったーやったー」
僕のイメージの中でなぜかゴージャスなお菓子であり続けたパイの実。 そんなパイの実のようなささやかな喜びをこの日記ではお届けしたい。
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