2004年07月03日(土) |
意地だったのか、根性だったのか |
今日は、4時36分起床。 具合が悪い。 でも、今日は9時半から「ビジネス文書」の検定日。
行かなくちゃ・・・。 動けない・・・。 葛藤・葛藤。
鬱の症状が思いっきり出てる。 頭がおかしくなりそうで、胸は掻き毟るように苦しくて、 動悸は激しく、身体が動かない。 どばーっ (┬┬_┬┬) 今日に限って、そんなんありかよ。
半ば、受験を諦めながら、布団へ戻る。 もう少し眠れば・・・。
起きたのは、6時半。 調子は戻っていない。 でも、でも! 行くだけでも行ってみよう。 そう思って、休み休み、支度を始める。
ほんとに動けなくなる前に、家を出た。 8時頃に学校の近くのスタバに到着。 受験は、IT講座の学校で行われる。 スタバに入った。 少しでも、復習しなくちゃ・・・。 まだ1時間以上も時間はある。
でも、ここまで来たことで、既に限界状態。 無理矢理、本を読むけど、頭に入らない。 席に座っているので、やっと・・・。 帰ろうか・・・。 ここまで来たのに? それは、私の心が許さない。 でも、身体は限界だ。
負けたくない。負けたくないんだ。
早めにだけど、学校へ向かう。 受験を受ける教室のロビーにある椅子で横になった。 おかしくなりそうな頭を必死で抑えて、我慢する。 白紙でもいい。 受けなくちゃ。 一緒に受ける若い女の子たちが、どんどんやってくる。 椅子に横になっている私を怪訝そうな表情で見たり、心配そうな顔だったり、 一人は、「きゃっ!!」と、びっくりされて、声を出された。 高い声がまた、頭に響く。
先生がやってきて、声を掛けてくれた。 時間を少しベッドで休んでいいのよ。 受験時間もズラして受けてもいいと、言ってくれた。 ありがとうございます。 「いいんです。 皆と同じ条件で、受験したいんです。」 と、途切れ途切れにこたえる。
9時半になって、やっと受験する教室に入った。 先生が一番後ろの席を用意していてくれた。 私は、今回、「ビジネス文書」の2級と3級を申し込んでいた。 二つ一緒に、問題をわたされる。 2級の受験時間は、130分。3級は、120分。 二つを受ける余裕は無かったので、私は、3級に心を絞った。
後はもうどうなってもいいや!と思い、気合いを入れた。 3級の問題から始める。 何とか、私の頭は働いてくれる。 1時間くらい経つと、皆、どんどん部屋から出て行く。 他の人は、一つしか受験しないんだな・・・。 でも、人が減って監視教官と二人になると、待たせて悪いな・・・。 とか、考えたりして。 2級の問題に入ったら、もう全然解らなかった。 勉強していないから、仕方ない。 解ける問題だけはやろうと、頑張ったけど、少なかった。 文章作成が多いので、私の頭はもう構成能力とか、書く気力が無かった。
もうそれ以上は、無理だった。 3級だけは、何とか頑張って、全部解いた。 2級の後半は殆ど、白紙状態。 自分のせいだ・・・まあ、仕方ない。 体調管理だって、自己責任だし、勉強不足も自己責任。
時間は11時になっていた。 今からなら、クリニックに行って、点滴が打てる。 そう思いながら、フラフラ地下鉄へと向かう。 ほんとは、友人の誕生日プレゼントなどを見てまわる予定だったのになあ。 もう、そんな状態ではない。
11時半にクリニックに到着。 待合室は、混んでいた。 血圧を測定してもらっている時に、診察の前に点滴を打てないか、 看護師さんに、お願いしてみた。 今日は、土曜日。午前中診療だから、診察待ちしてから点滴だと、 時間がかかって、迷惑をかけてしまう。 それに、待合室で、じっと待てる状態でも無かったので、 ベッドで横にもなりたかった。
以前、医療機関に勤務していたから、半ドンがどんなに嬉しいか解るから、 迷惑かけたくなかった。 主治医から、OKのサインが出たので、ベッドで横になり点滴を受けた。 ブロカルもして欲しかったけど、昨日打ったばかりだから、 数日は、お預け・・・。 それでもいい。ベッドで横になれて、やっと安堵した。 点滴は電解質の種類だから、これといった効果は無い。 それでもやってもらえるだけで、安心する。 ゆっくり眠った。
あっという間に、点滴は終わり(1時間はかかってます)、診察。 最後の患者だった。 先生に、検定に行ったことを話した。 昨日、「無理して行かなくてもいいんだよ」って、言ってくれた。 でも、私はその言葉に安心したけど、やっぱり負けたくなかったので、 そのことを話した。 主治医は、「そう・・・、ほんとによく頑張ったね」と言ってくれた。
「伽羅さん、少し実家に帰って、休んだらどうかな?」 ここ数日、言われる言葉。 うん、それもいいのかもしれない。 一応、申し込んでいた検定も全て終わったし。
でも、私には少し計画があるんだ。 それは、今度、お話しますね。
今日は、意地だったのか、根性だったのか、よくわからないけど、 落ちて本望。受験出来て、良かったです。 v(=∩_∩=)
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