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過去のトラウマ日記
なぎさ



 本当の私

ここの所、鬱が軽いような気がします。
季節も関係あるのかもしれません。
外に出る機会も多くなってきました。
よい傾向です・・。

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私は、いつも人の顔色を見ていました。
幼い頃から、両親の顔。
保母さんの顔。
先生の顔、友達の顔、先輩の顔。
上司、恋人、近所の人。
見捨てられるのではないか・・・見捨てないで!
いつも心に不安を抱えて生きてきたのです。

愛されたいが故、演じてしまうのです。
相手の期待が、そうさせるのです。
いわゆる『良い子』や『バカでかわいい子』、『おもしろい人』
『理想の部下』とも言われ『面倒見のよいねえさん』とも呼ばれます。
しかし彼らの期待は、いつまでたっても止まりません。
応えても応えても、更に期待を寄せてくるのです。
気持ちを先読みし、大喜びさせることに成功しても、それは一瞬の事。
いつしか当たり前と感じるようになるらしく
更に大きな期待を寄せ、虚像の私を造り上げていく。
そして私はその深みから抜けだせなくなるのです。

そして、裏切る事になってしまう・・・。

誤解しないで欲しい。
私はただの寂しがりやです。
『特別な愛』を手に入れたいがために、
期待に応えようとしてるだけ。
過去のトラウマが原因だとは分かっているけど
この癖は治りそうにもありません。

知っててください。
私は、なんのとりえもない人間です。

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2001年02月16日(金)
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