2003年09月15日(月) |
留学日記:CyberCrimeの授業で |
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 ロースクール中庭。ここにはリスも出没する。
CyberCrimeのクラス。このクラスは、サイバー犯罪について元連邦検察官の女性の教授と現役の男性の教授の二人組みが、学生とディスカッションをするというセミナー形式の授業である。
今回は、Computer Fraund and Abuse Act(18 U.S.C. §1080)を取り上げた。日本の不正アクセス禁止法は、明確な定義を持っており、殆ど疑義なく運用できるが、こちらでは、アクセスの定義自体がまず問題になり、さらに、アクセスがIntentionally又はKnowinglyであるかという点が問題になる。また、Damageの金額によっては適用除外となる場合もある。法的な論点の宝庫といえる。辞書攻撃やPort Scanについて、どのように考えるべきかなど、ディスカッションは実に面白い。しかし、準備は大変である。未公刊のケースブックを100ページ近く読み込んでいかなければならないのだ。セミナーなので、積極的に意味のある発言をしないと点数が付かない。月曜日は憂鬱である。
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