|
|
■■■
■■
■ なれた。
一年以上前になってしまうのですが、 私は、自分の苗字も借り物のように思い、 自分の住む場所もヒトのモノのように感じていました。 そして、自分勝手に姓をなのったり、住所をしらせたり できませんでした。 旧姓で有れば抵抗無く名乗れるくらい、 信用できる相手にさえも。
それが、気がついたら、全然普通になっています。 もう、新しい姓にも、住所にも抵抗がありません。
私は一人暮らしの時、ものすごく用心していました。
とあるサイトのオフ会では、偽名で参加し、 住所も嘘を教えました。とりあえず何度かあって、 安心できるまでは教えたくなかったのです。
(そんなに多くない苗字であったこと、昔話じゃないけど 名前を知られることに、まるで相手の支配下に入るような 感じがしてしまうことから、苗字まで内緒にしたのです。 住所内緒の理由は、きっと皆様もわかってくださるでしょう。)
だから、夫のところで暮らすとき、私の頭には、 一人暮らししている自分のところにだれかが泊まり、その人が 私の知らないところで私の見知らぬ人(紹介もしてくれない、 名前も教えてくれない)に自分の住んでるところ、といって 住所をおしえたら嫌だ→夫の住所を話して良いのか?だったのですね。
その時も、私は実家の住所の方が余り抵抗なく教えられました。 一人暮らしと家族の安心感の差だったのでしょう。
今は、私たちの「家」が「一人暮らしの発展系」から 「家族の家」になってきたのでしょう。 だから、抵抗がなくなってきたんだろうなあ。。 (とは言え、やはり本名紹介は慎重な方だと思いますが。)
というわけで、ふと、わたしってば新しい家族としての感覚に 順応してきてるじゃん、と思ったのでした。
なんのことやら、という方が大部分でしょうね。すみません。
2002年02月26日(火)
|
|
|