昨日・今日・明日
壱カ月昨日明日


2005年04月24日(日) ラジオとドーナツ、鳩と山芋

 午前8時起床。よく寝ました、約10時間睡眠。メザシを焼いて、朝ごはん。食べながら、昨日録音しておいた「米朝よもやま噺」を聞く。エアチェック、怠ることなくやっている。桂米左さんを交えて、怪談話。とあるホテルで米左さんが怖い目にあって(壁から手がいっぱい出てきたらしい)、その話を志ん朝さんにしたら、「アッそのホテル、あすこだろッ!」と言われて、志ん朝さんもおんなじホテルでおんなじような出来事に遭遇していたことがわかった、というような話。あとは、主に昔話に終始する。
 
 ごはんの後、洗濯と布団干し。今日も晴れ晴れといい天気。ベランダにいると、風がそよそよと顔にあたって気持ちいい。部屋と、お風呂、トイレの掃除をおこなう。それから、持ち帰ってきた仕事を広げてやり始める。この晴天の日曜日に家にこもって仕事とは、にわかには信じられない事態だが、夜まで置いておくとさらに嫌になる可能性が限りなく大きいので、日のあるうちにやってしまうことにする。
 お昼に、Tが「ホットケーキの素」を使って、ドーナツを揚げてくれた。アツアツを食べると美味しい。2袋ぶんも揚げたらしく、大きいお皿2枚にいっぱいできたので、家の前の道でサッカーをして遊んでいたコウちゃん(近所のこども)とその友達にあげた。子どもたち、イッヤッター!、と言って喜んで食べてくれる。でも、美味しいか?、と聞いても、ウンウン頷くだけで感想はなかった。
 
 4時頃までになんとか片付け、洗濯物を取り入れてから、お茶とドーナツを携えて買物がてら散歩に出かけた。自転車を天満橋駅において、新緑の川沿いを歩いてベンチで持ってきたドーナツを食べる。鳩にも少しやる。鳩はホントに何でも食べる。帰りにジュンク堂で、宮本常一のムックと、海野弘の文庫本を買う。海野弘はこのほかに、「ホモ・セクシュアルの世界史」という分厚い本もでていた。たたみかけるような刊行ペースだ、とてもついていけない。
 デリスタの「青い麦」で、ダッチブールを2個買う。

 日がとっぷり暮れてから帰宅。今日の朝日新聞朝刊に載っていたレシピを参考に、山芋をつかったパンケーキのようなものを作ってみる。山芋をすりおろして、卵と片栗粉と細かく切ったキャベツを加えフライパンで焼き、塩とレモンか、または、鰹をふりかけて醤油をつけて食べる。キャベツを入れたからお好み焼きみたいになったが、レシピどおりシシトウやキクラゲか、またはニラやオクラを混ぜたらまた違う食感になったかもしれない。

 夜。連休の予定をたてる。予定通りにことが運んだためしがないが、まあ一応。写真集「赤いゴーヤー」を眺めたり、買ってきた本をパラパラ読んだり、「忘れられた日本人」を本棚から出してきてめくってみたりなどする。今月は「存命中の作家強化月間」をやってきたけれど、とうとう月末になって禁を破ってしまった。まあ、どうでもいい禁だけど。
 昨夜、よく寝たためかなかなか寝つけず、日記を書いて、午前3時半ころ枕に沈む。

・購入物:「佐野眞一責任編集 宮本常一・旅する民俗学者」(河出書房新社)
     海野弘「アール・デコの時代」(中公文庫)

・朝食:メザシ、筍と人参と鶏肉の煮物、ひじきの煮物、ジャコごはん
 昼食:ドーナツ、珈琲、ヨーグルト
 夕食:山芋とキャベツのパンケーキ風(いや、お好み焼き風、かな)、キンピラゴボウ、千切り大根の煮物、麦酒、ちょっとだけごはん


フクダ |MAIL

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