昨日・今日・明日
壱カ月|昨日|明日
| 2004年11月28日(日) |
ゆるやかにすぎていく |
久々に9時すぎまで寝た。早起きも清々しいが、朝寝坊するのも気だるくていいもんだ。今日はいつまでも寝ていていいんだー存分にゆっくりと、と思うけれど、そういうわけにもいかないんだった。
朝昼兼用のごはんを食べて、自転車に乗っておでかけ。「大阪古書会館落成記念古書フェア」というのに行く。場所は谷町五丁目あたり、少し迷ったけれどノボリがあがってたのでわかった。古い予備校みたいなグレーの建物。 最近、古書市での収穫はいまひとつなんだけれど、今日はまあまあだったような。文庫は全て100円か150円。また新潮文庫の海外短編小説集が見つかったし。本日購入したのは、顔が峰岸徹にそっくりの「アンダスン短編集」。小島信夫訳の「ワインズバーグ・オハイオ」は面白かったなあ、内容はほとんど忘れたが、面白かったという記憶だけはしっかり残っている。 古書会館では「ブッキッシュ」も買って、近くのドトールでひと休みしてから、一昨日見つけたけれどお金がなくて諦めた「吉行淳之介短編集」を買いに天神橋筋の天牛書店まで行った。箱入りで980円。吉行淳之介の短編は全く読んだことがない。この本でかなりおさえられそうで、楽しみ楽しみ。 それからまた天満橋まで戻って、ジュンク堂で遊ぶ。大阪の新刊書店では天満橋のジュンクがやっぱり一番好きかも。ここの窓辺の机のひとつは、すっかり私の指定席のようだ。 今日は新しく刊行された、安井仲治の写真集をとっくり眺めた。私は安井仲治の写真が何だか怖くてしょうがないのだが、引き寄せられるように見てしまう。目がページにビタッと張り付く。でもホントは寒気がするほど怖いのだ、この気持ちがどこからくるのか未だによくわからない。 写真集はひとまず止して、第六版が出たというので「新明解国語辞典」を買った。持っている第四版は会社に置いたままになっているので、自宅用にしようと思って。何しろ辞書好きなもので。「新明解」は語釈や例文が、妙に後ろ向きなところが特に好き。 ジュンクの下に「デリスタ」という食料品売り場が出来たというので早速行ってみる。賑やかでまことにけっこう。松坂屋が閉店した当初は涙にくれていたものだが、これからは本を買ったあとで食料品も物色できることになって、この流れがとても嬉しい。晩ごはんのためにお寿司と、お弁当のために豚肉などを購入。自転車をこいで家路につく。空は夕焼け。
夜は、本を読みながらMDにおとしておいた「世界の快適音楽セレクション」の昨日の放送分を聴く。テーマは「夭折した人の音楽」。聴きはじめは「溶接の音楽」だと思い込んでいて、世界にはいろんな音楽があるもんだなあ、と感心していたのだが違った。でも「溶接の音楽」も聴いてみたい。 「夭折」した人の中には佐藤伸治も入っていて、フィッシュマンズの『バックビートにのっかって』が流れた。自分でかけるんじゃなくて、ラジオとかから好きな曲が不意に流れてくるのはドキッとする。トキメク、という感じに似ているかもしれない。
冴えない一週間だったけれど、今日はどことなくほっこりしたような、良い一日だった。家の掃除はさぼっちゃったけど、まあいいか、汚いところは見ないようにしよう。
・購入物:吉行淳之介「吉行淳之介短編全集」(新潮社) シャーウッド・アンダスン「アンダスン短編集」(新潮文庫) バーナード・マラマッド「アシスタント」(新潮文庫) アルベール・カミュ「太陽の讃歌ーカミュの手帖1」「反抗の論理ーカミュの手帖2」(新潮文庫) ここまで古書 「新明解国語辞典・第六版」(三省堂) 「ブッキッシュ」vol.8
・朝、昼兼用食:焼そばパン、クロワッサン、ジャガイモとチンゲンサイのスープ、珈琲、柿、蜜柑 夕食:買ってきた巻き寿司(ウナキュウ、マグロ)、湯豆腐(豆腐、大根、しめじ、えのき、薬味にネギ)、揚げの網焼き生姜醤油、焼酎お湯割、もっと他のものも食べた記憶があるが思い出せない…。
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