昨日・今日・明日
壱カ月昨日明日


2004年10月09日(土) なにもいうことはない

 空模様、引き続き悪し。洗濯したい、布団干したい、スニーカーも洗いたい、窓をパーッと開け放って、ガーガー掃除機かけたい。でもできない。欲求不満だ。台風は来るのか来ないのかよくわからないまま、ネトネトと雨だけが降り続いている。
 家でごろごろくすぶっていたら、母よりちょっと帰ってこないかと電話あり。特に予定もないので出かける。

 京都に到着したのはお昼頃で、実家の最寄り駅に着いたら雨はもう止んでいて空もずいぶん明るくなっていた。
 実家に帰ったら従姉妹が遊びに来ていて、ケーキなどをネチネチ食べながら母と3人で四方山話をした。主に従姉妹が嫁姑問題について語る。お義母さんが子どもの進学等々に口出ししてきてもう困っちゃう、というような橋田寿賀子が泣いて喜びそうな話。母が、右の耳で聞いてすぐ左の耳から出しちゃばいいのよ、というようなアドバイスをしていた。
 地元の秋祭りのため母が鯖寿司と巻寿司を作ったので、何本かもらって帰る。それから、お弁当作りに凝っているのだと言うと、母のお手製塩昆布と大根の漬物、デザートになるからと、柿とリンゴと蜜柑をくれた。ありがたいありがたい。

 行きの電車では石川淳の「紫苑物語」を読了、帰りの電車では色川武大の「怪しい来客簿」を途中まで読んだ。「怪しい来客簿」にあんまり夢中になっていたため、帰りの地下鉄はひとつ駅を乗り過ごした。
 「紫苑物語」は、読み終わってしばし呆然とするほど面白かった。小説のあちこちに才気がビシビシと迸っていて、小説全体の佇まいが完璧にカッコ良い。それに石川淳は相当なストーリーテラーだ。素晴らしい。次は「鷹」を読むつもり。

 夜は、星野道夫の本棚にもあった「POWERS OF TEN 宇宙・人間・素粒子をめぐる大きさの旅」を引っぱり出して読む。自分の外側に宇宙があり、自分の中にも宇宙があると感じられる、壮大な本。何度読んでも飽きないし、読むたびひしひしと、世界は無限だ、と思って気持ちがいい。星野道夫がアラスカでひとり、この本を読む気持ちはすごくわかる。自分の想像をはるかに越えたとてつもなく大きいものが存在しているって知ることは、本当に気持ちがいい。それを知るために生きているって思うほどだ。
 
 夜になってようやく晴れてきた。午前0時すぎ就寝。 

・購入物:なし

・朝食:温かいうどん(ネギと卵入り)、バナナ、珈琲
 昼食:昼食というか、従姉妹が持ってきてくれたチーズケーキとか実家にあったクッキーとか柿とか、なんかそんなようなものを食べた。
 夕食:実家にて(寄せ鍋、巻寿司、冷酒(土佐鶴))


フクダ |MAIL

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