昨日・今日・明日
壱カ月昨日明日


2004年09月10日(金) 救いを求めているのかも

 腹が立つこと多々ありで気持ちがムカムカするので、定時にサッサと帰る。
 このイライラを鎮めるためにも、ホンワカと楽しい映画を見に行こう、そして映画の前には本を買って、珈琲を飲みながら読むとしよう、と決めたら俄然元気になってきて、旭屋とブックファーストに行った。今月のちくま文庫は、財布の中身の関係上今日のところは一冊だけ。文芸文庫の新刊が見当たらないので店員さんに聞いたら、ちょろちょろっとパソコンを触って調べた後、アレは毎月発売されないので今月はきっと出ないのです、と言うので、そんなバカなことがあるかいな、と思ったが、映画の時間もあるし、この後古本も見に行きたかったので黙って引き下がった。たぶん明日出るのだろう。
 
 映画のチケットを買って、第3ビルとくろふねビルの古本屋さんに行って、安い本を物色。こないだから集め始めた竹西寛子の文庫を今日もまた見つけることができたし、その他、何となく探していた文庫新書類を拾うことができてすっかりご満悦、本選びに時間がかかって喫茶店で珈琲を飲むことはできなかったけれど、その代わりWAVEでポイントカードを使ってCDを買ったので、まあよいということにしておく。

 そんなこんなで、テアトルにてオタール・イオセリアーニの「四月」を観た。セリフなしの48分間の映画。
 イオセリアーニといえば、タルコフスキーの日記の中にも度々出てくる名前で、ずっと気になっていたのだが近年公開された作品はことごとく見逃してしまっていて、本日やっとこさ観ることができたのだが、予想通り、というか予想よりずっと、幸せで楽しい時間であった。『生きていくことは小さな遊びなんだ』という、チラシにもあったイオセリアーニの言葉がひしひしと伝わってくる。この人もちょっと地から足が浮いてるね。そういうところもすごく好きだ。
 映画の前と後に、スターリンも愛飲したというグルジアワインの試飲をすることが出来て、2種類のワインを飲んでみたのだが、これがとても美味しかった。特にサペラヴィという白ワインは少し甘めながらキリッとした味わいで、私はワインはあんまり好きではないのだけれど、映画の幸福感といい具合に交わって、なんかクセになりそうな感じ。
 映画の後、早速TSUTAYAで「素敵な歌と船はゆく」のDVDを借りて帰った。できたらスクリーンで観たいけれど。

 寝る前に「極東戦線異状なし!?」を聴く。うーん、ストレートだ。
 このCDのジャケット、ラマ検問所での写真を見ていたら、エリア・スレイマンの「D.I.」のことを思い出した。もう一度観てみたいものだ。
 
・購入物:野坂昭如「乱離骨灰鬼胎草」(福武文庫)
     竹西寛子「兵隊宿」(講談社文芸文庫)
     開高健「過去と未来の国々」(岩波文庫)
     海野弘「黄金の五〇年代アメリカ」(講談社現代新書) 以上古書
     内田百けん「百鬼園写真帖」(ちくま文庫)
     SOUL FLOWER UNION「極東戦線異状なし!?」

・朝食:楽童のレーズンプチパン、オムレツ、梨、珈琲
 昼食:鰻の押し寿司
 夕食:映画の前に、クックハウスの黒豆パンと珈琲。帰宅してから、レタスとトマトのサラダ、モッツアレラチーズとバジルのピッツア、麦酒


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