昨日・今日・明日
壱カ月昨日明日


2004年08月01日(日) そして、見事に夜を眠る

 午前8時起床。シャワーを浴びて、近所のパン屋に朝ご飯を買いに行く。まだ台風の影響が残っているのか、パッとしない天気だ。日が射しているかと思えば、今にもひと雨降りだしそうな雲がグングンわき出てきたりする。
 
 「新・日曜美術館」で横山大観の『海山十題』を見てから、台所の片付けと身支度をして外出。地下鉄で難波へ行った。
 難波のジュンク堂で新刊を一冊購入し、「六世笑福亭松鶴はなし」を立ち読み。当初は買う気満々だったんだけど、対談形式というのがひっかかって何となく見送ってしまった。
 タワーへ移動して一枚購入の後、階下の無印良品のカフェでコーヒーを飲みながらもらってきた「ちくま・8月号」を読む。今月号は群ようこが書いている『ぬるーく地道に暮らす』という少子化をめぐる文章に、何だか妙に共感した。私も群ようこと同じく「子どもが出来たら私の人生はそれでおしまい」と常々思っているくちなのだった、実は。昔からずっとそうで、いつか考えが変わるかもしれないと思ってきたけれど、もう一生このままかも。足を宙に浮かせたままで生きていたいのかな。子どもを生み育てるのは地に下りてくるのと同じことで、多分それが怖いのだ。

 ひと休みしてからバスに乗って九条方面に行く。難波から西に向かってバスに乗るのは多分初めてで、普段テクテクと歩いている街をバスの車上から眺めるのが楽しい。九条駅近くのバス停で降りて、シネ・ヌーヴォの小津安二郎特集上映で「晩春」を観た。「東京物語」を観るか迷ったんだけれど、私は「東京物語」を観ると、そのあまりの哀しさと残酷さに一週間から十日ほど精神的に立ち直れなくなる傾向があり、今そうなると日常生活に差し障りがあると困るので止めた。「東京物語」は観るのに勇気の要る映画だと思う。正直言うと「晩春」だって私にとっては相当キツイけれど、まだマシだ。少なくとも「死者の眼差し」は出てこないから。

 「晩春」には強く感動してそれはまあ良かったのだけれど、後ろの席のおばちゃんが、杉村春子の着物の柄がどうの、原節子は大柄やから花嫁姿がよう似合うだの、笠智衆はチッチャイなーだのと上映中もゴチャゴチャと喋り続けるのが気になった。おばちゃんの観客には窓口で整理券と一緒にマスクか粘着テープでも渡せばいい。

 本日の読書。「ちくま」の8月号。それからジュンパ・ラヒリの新刊を読み始める。

・購入物:ジュンパ・ラヒリ「その名にちなんで」(新潮社)
     Port of notes「Trace of dream」

・朝食:モッツアレラチーズとソーセージのパン、バナナ、リンゴ、珈琲
 昼食:MUJI cafeで(アイスコーヒー)
 夕食:酢豚、ネギとみょうがとシソのチャーハン、キュウリの浅漬け、たまごスープ、麦酒


フクダ |MAIL

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