昨日・今日・明日
壱カ月昨日明日


2004年02月25日(水) 書物

 早朝、電話のベルで起こされる。出たらブツッと切れた。何やねーん、腹立つ。
 
 時計を見たらまだ6時前だったけれど、もうそのまま起きることにする。今日は一日晴れるらしいので、はりきって洗濯。それからお風呂掃除。朝食を食べて台所の片づけをして、ちょっと早目に会社へ行き、まだ誰もいない部屋で昨日残した仕事の続きをする。
 私って働き者だなあ。誰も言ってくれないので自分で言うておこ。

 午後から外出。東西線でぶらりと北新地駅に帰ってきて、階段をポコポコと上がったら第2ビルの古本市会場に行き当たる。つい2,3日前にものぞいたところではあるが、まっすぐ会社に帰りたくないし、仕事もしたくないので、再度グルッと一周して合計2冊購入する。千林では2000円で売っていた安藤鶴夫を200円で発見できたのが何よりの収穫であった。
 本を抱えて会社へ戻ると、机に仕事が山と積まれていた。私が無邪気に古本など見ている間にまたまたややこしい問題が起こっていたのだ、ああ面倒くさい。

 残業して帰宅すると、スムースから本が2冊届いていた。良いことと悪いことはかわりばんこにやってくる。
 夜、早速「一読書人の日記」を読む。1935年から1984年までに書かれた作者不詳の読書日記、というか書物蒐集日記。阪神大震災の後、幾多の廃棄物の中から偶然発見されたものらしい。これはすこぶる面白い、例えばこんなところとか。
『1936年1月25日
 書物 何時かは読むだろうと思ってハ見るが、何時になつたら読めるやら。
 俺の周りにハあまり本がありすぎる。何時かハ読むと思つた出物もこれでハ、金をかゝえて苦しんでゐるそんじよそこいらの金持と少しも変わりはなさゝうだ。
 女は要らぬと書いては見るが、夜毎夜毎悩まされる。「すべての理論は灰色だ。たゞ黄金なす生命の木のみがとは緑だ」とGoethe(ゲーテ)はいらぬ事を云った。俺はさう考へたくはないけれど、女のことを思ふとき、理論も何もはねとばされる。』
 
・購入物:安藤鶴夫「三木助歳時記」(旺文社文庫)
     高見順「文壇日記」(同時代ライブラリー)ここまで古書
     以下、届いたもの
     「一読書人の日記」「私の見てきた古本界70年」(スムース文庫)

・朝食:野菜豚汁、かぶらの漬物、海苔、玄米ご飯
 昼食:ゴマとチーズのパン、野菜サラダ、珈琲
 夕食:わかさぎの南蛮漬、千切大根の煮物、豚汁の残り、玄米ご飯
     


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