昨日・今日・明日
壱カ月|昨日|明日
朝からNさんと一緒に外出し、先日怒りの電話をかけてきた客のところへ行く。経緯を説明したらわりとすぐ納得してくれて、急に愛想が良くなったので気持ち悪かった。怒ったり笑ったり忙しい人だ。こんな人は案外、毎日楽しいかもしれない。 結局、オッサンをなだめすかすのに丸二日もかかった。疲れたわ。
朝からかなり寒かったけれど、夜帰る頃にはさらに冷え込んできた。風が冷たいというより、痛い。でも今日は楽しいお買い物の日なので、寒さに負けずジュンク堂へ行く。 ちゃんと「新・地底旅行」が棚に並んでいた。よかったよかった。新聞連載時より大幅加筆修正してあるらしい。ホントかな。まあ何でもいいや、とにかく嬉しい。「モンテーニュ私記」は図書館で予約をしているにもかかわらず待てど暮らせど貸し出しの順番がまわってこないので、待ちくたびれて買ってしまった。 タワーへ移動しCDを1枚買って、地下の喫茶店でひとり静かに読書。やっぱり「モンテーニュ私記」は買ってよかったなあ、こんなにいい本だったとは知らなんだ、装丁はイマイチだけど。
『あんたは自分の生活のことをしっかり考えて、その舵を取ることができたのか。それなら、すべての仕事のなかで一番立派な仕事をやったのだ。自然は人に自分を見せたり、自分を活かしたりするために、特別な運命など必要としない。自然はどんな段階にあっても、幕のうしろでも、幕がなくても、ひとしく自分を見せるものだ。われわれの務めは日々の生活態度を作ることであって、本を作ることではない。戦いや諸国を勝ち取ることではなく、われわれの行いに秩序と平穏を勝ち取ることなのだ。われわれの偉大な、名誉ある傑作は、賢明に生きることである。ほかのいっさいのことは、国を治めるのも、財を成すのも、建築するのも、せいぜいこれに属する、補助的なことにすぎない。』
・購入物:奥泉光「新・地底旅行」(朝日新聞社) 保苅瑞穂「モンテーニュ私記」(筑摩書房) 車谷長吉「業柱抱き」(新潮文庫) 「ブッキッシュ・vol.6」 Tamba Trio「black plus blue」
・朝食:クリームパン、珈琲、みかん 昼食:きつねうどん、みかん 夕食:いわしと大根の煮物、レンコンとゴボウのキンピラ、かぶらの漬物、ご飯
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