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壱カ月昨日明日


2003年11月27日(木) 家庭画報

 曇天。気をきかして持って出た傘を、地下鉄に忘れた。ああ。

 仕事の資料集めと称して、『家庭画報』を何冊かペラペラ眺める。『家庭画報』をちゃんと読むのは生まれて初めてかも。いい紙を使っているからか何か知らないが、重い重い、手がすべって足の上に落としたりしたら怪我するんじゃないだろうか。危険な雑誌だ。
 ここでは私の知らない世界が展開されている。世界はやっぱり広く、おもしろい。例えばファッションページ。ユニクロに毛がはえたようなジャケットが50万円、「特別な日に着る淑女のコート」は73万円だ。こんなコートを着るような「特別な日」ってどんな日?淑女ってどんな人のことをいうんだろう。73万のコートなんか着たら、体中に悪いデキモノが出来そう。

 総体的に『家庭画報』は、私にとってはどうでもいい雑誌であったが、器のページだけは楽しかった。粉引の器や染め付けのお皿が欲しくなって、帰りに器屋さんを覗いてみる。今日はお金の持ち合わせがなくて購入はできなかったが、見れば見るほど欲しくなってきて、いてもたってもいられない。『家庭画報』など読まなければよかった。

 夜は「白い巨塔」を見る。曾我廼家文童の喋り方は浄瑠璃の語りのようだ。この人好き。

・購入物:なし

・朝食:たぬきそば
 昼食:チーズとソーセージのパン、珈琲
 夕食:かぶと人参のクリームシチュー、ブロッコリーとゆで卵のサラダ、ガーリックトースト


フクダ |MAIL

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