昨日・今日・明日
壱カ月|昨日|明日
休みを取って旅行へ行っていた上司が本日より出社。留守中に私が勝手にすすめた仕事は、さして良い結果も生まなかったが対処としては間違っていなかったようで、なんとなくホッとした。お土産に野沢菜を貰った。
洋服と靴を見て帰るつもりだったのだが、会社を出るのが遅くなってしまったのと、少々疲れていてこれから試着したりするのが億劫になったので取りやめ、真っ直ぐ家路を辿る。 帰り道にある古本屋さんの軒先に、芸術新潮が何冊か置いてあるのが目について自転車を止めて物色、1982年4月号「洲之内徹の〈心情美術史〉」の特集号を一冊買う。この頃の芸術新潮は、全体的に落ち着いていて、写真や絵画と文章がほどよいバランスで載っているので好きだ。この号では、洲之内徹の他に石元泰博による桂離宮の特集もあり、白洲正子の随筆、テオ・アンゲロプロスのインタビューまであって、めちゃくちゃお買い得だった。 それから地元の本屋さんで「東京人」を買う。
今日は暖かいけれど明日から11月なので季節感を出すため、リビングに絨毯を敷く。ついでにストーブも出しちゃうおうか、と思ったがさすがにそれは止めた。 そして、久々にキノコスープを作る。
突然ですが、リクエストにお応えしてキノコスープのレシピ紹介をいたします。エリンギや椎茸、マイタケ、しめじなどを切り、酒を入れてしんなりするまで炒めて、適当な量の水を入れ、鶏ガラスープと醤油を適宜入れて煮立て、食べる直前にレモンをしぼって出来上がり。 ほうら簡単、どんなにドンくさい人でもできます。材料、調味料等の分量は全ていいかげん、私の料理の辞書に「分量を量る」という文字はありません。失敗しても大丈夫、終わってしまえば全ていい思い出です。
・購入物:「芸術新潮」特集:洲之内徹の心情美術史 古書 「東京人」特集:落語に生きた親子三名人
・朝食:バターロール、スクランブルエッグ、ソーセージ、珈琲、みかん 昼食:ピロシキ、野菜ジュース 夕食:ジャーマンポテト、わけぎと揚げのゴマ酢和え、キノコスープ、野沢菜、ご飯
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