昨日・今日・明日
壱カ月|昨日|明日
2003年09月14日(日) |
フリーダ・カーロ展とお買い物のこと |
午後からおでかけ。天保山のサントリーミュージアムで「フリーダ・カーロとその時代展」を鑑賞する。 フリーダ・カーロの出展数が少なかったのが残念。フリーダ・カーロの苦難に満ちた生涯については、昔図書館で評伝を借りて読んだ。でもその苦しみがあったからこそ、これらの激しく、美しい、それからどこかおもしろい絵が描けたのだということは、これまた人生の皮肉だと思う。 美術館の5階から4階に下る場所に休憩スペースがあって、そこから大阪湾が見渡せる。ソファに座って、しばし海を眺める至福の時間。今日は素晴らしくよく晴れていて、眺めは抜群だった。
その後、バスにゆられて難波まで行く。タワーレコードでずっと探していたポルトガルの全盲の女性歌手ドナ・ローザのCDをやっと見つける。チチ松村が薦めていて、気になっていたのだ。家へ帰って早速聴いてみたら、やっぱり素晴らしかった。懐の深い、魂の歌だ。
本屋に行ったら「読者が選んだ私の好きな岩波文庫100冊」というフェアをやっていて、100冊の中から3冊買ったら何かもらえるらしい。企画に乗せられているだけのような気がするが、とにかく3冊選ぶ。持っている本ばかりなので選ぶのが難しい。ついこの間、今月はもう本を買わないと宣言したような気がするのだけど、まあ予定は未定でしばしば変更されるのだ。 3冊買って何がもらえるのかというと「特製蔵書票」だって。「蔵書票」って何?
・購入物:ドナ・ローザ「通りに響く声」(CD) 岡倉覚三「茶の本」(岩波文庫) 島崎藤村「千曲川のスケッチ」(岩波文庫) 寺田寅彦「随筆集 第3巻」(岩波文庫)
・朝食:カボチャの煮付け、味噌汁 昼食:外食、天保山近くのうどん屋にて、鶏なんうどん 夕食:外食、心斎橋の中華料理店にて、マーボー丼
・
|