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2003年06月06日(金) |
「暮しの手帖」のこと |
ブックセラーアムズで開催中の「花森安治と暮しの手帖展」に行ってみた。 展示は去年ロイヤルホテルやジュンク堂で見たものより目新しさはなく、販売されている第1世紀の「暮しの手帖」をぱらりぱらりと立ち読みした。 3,4年ほど前親戚の家に行った折、トイレの横(田舎なのでもちろんボットン便所)の「古紙回収行き」が決定している新聞や雑誌などが置いてある場所で、ビニール紐でしばられ埋もれている「暮しの手帖」を発見した。しかもどう見ても第1世紀だ。 伯母に問いただしてみると、「ああ、あれな、押入の掃除したら出てきてん、ゴミや、ゴミゴミ!」と信じられないお答え。 もちろん私は「第1世紀暮しの手帖」10数冊を「ゴミ」の中から救い出し、「埃だらけやのに」とか「変わってんなあ」とか「アホちゃうか」となどと言われながら車に積んで持ち帰った。 便所の横にうち捨てられてあった「暮しの手帖」が、「取り扱いには十分ご注意ください」という但し書きのもとにディスプレイされ、1200円から1500円もの高値をつけて売られているのを見ると、複雑な思いがする。欲しいけれど、買う気にはなれなかった。
帰り道、ふとのぞいた古本屋さんで「相生橋煙雨」を発見、即購入した。図書館で借りはしたが、箱入りの状態で見るのは初めて。この箱の絵がまた美しい。1000円したけど、この箱のために1000円出したと思っても惜しくない、かな。
夜は「マトリックス」を見た。 この映画はどのように楽しめばいいのでしょう。 10時すぎに脱落、テレビを消して、ジャンゴラインハルトを聴いた。
・購入物:野口富士男「相生橋煙雨」(文芸春秋=古書) Jackie Mitto「Champion in the Arena」 「THE BEST OF SKAtALITES」
・朝食:チキンサンド、珈琲 昼食:お弁当(野菜炒め、ゆで卵、ちりめん山椒、玄米ご飯) 夕食:キャベツの豆板醤炒め、冷や奴、玉ねぎの味噌汁、麦酒、ご飯)
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