MOVE愛の日記...なべ☆

 

 

NOTHING WAVE - 2005年07月18日(月)

今、品川から名古屋へ向かうのぞみに乗ったとこ。

昨夜久しぶりにトランス状態に陥った。
NO WAVEの生ける伝説、
JAMES CHANCE AND THE COMTORTIONSのライブにて。

JAMES CHANCEというオトコ、サックス、鍵盤そして喉、という楽器を
つかうわけだけど、なにひとつうまくない。
ピアノがなくて心が半開きの西田敏之に怒られますゼ。
しかし、オーディエンスはJAMES CHANCEに釘づけだ。
なぜだ。
よろよろくねくね踊って、
汗をふくハンカチをジャケットのどのポケットに
入れたか忘れてアセり
一曲ごとに鍵盤のイスに腰掛けてバーボン・コークをあおる
このオトコになぜ。

まず、カッコウはいつでも白いスーツ姿。
ジャズ・サクソフォニストになりたかったのか?

途中、JBの"SUPER BAD"をカバー。
ヤツはJBのつもりだろうか、くるりとまわったり
マイクから後ろへ下がっていく、あのステップはJBのものだ。
でも全然ヨレヨレなのね。

頭はリーゼント。エルビスか?

結局このオトコ、なにに


とここまでで、寝てしまった。
乗り過ごすこともなく無事名古屋下車。
そして、今ムーブ。


でね、結局このひとは、なにかになりたくてなににもなれなかったけど
「なりてーーー」って気持ちがあのサックスのシャウトになり
あの喉を鳴らすのはあなた状態になって、
CONTORTIONSがサポート。
で、あのカリスマ性を得たんじゃないかと。

そう、そこの受験生。
「受かりてーーー」と思えば勉強しなくても合格です。
JAMESは練習なんて、絶対してません。
2回目のアンコールでひとりで出てきて
ナット・キング・コールの曲を吹いたのだけど、
あれは音楽のテストですぜ。
10点中6点だな。
ただし、中途半端な気持ちじゃだめだよ。
「なりてーーーーーーーーーーーーー@×○!!」くらいに思うことだ。
そしたら6点でもなんかになれる。
特別ななんかに。

で、JAMESのライブで結局踊り狂って、なんか降りてきた。


しかし、フロント・アクトがZAZEN BOYSにPANIC SMILEなんだけど
で、2日前はDCPRGで、CONTORTIONSはビビったんじゃなかろうか。
日本のバンドのレベルの高さに。

ZAZEN BOYSもサイコーだったよ!



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