ノスタルジア - 2005年03月20日(日) 僕は大学生のころからずっと同じアパートに住んでいます。 だから、その校舎から近いところにアパートはあります。 大学自体は新校舎を長久手という大学の多く集まる場所に 移転したのですが、旧校舎は、改築中の高校の 臨時校舎になったりして、しばらく残っていました。 県のものだったからでしょう。 それが先日自転車で校舎の前を通りかかったときに とりこわしがはじまっていたのです。 そのことを同級生にメールしたところ、何人かの同級生がムーブに集まりました。 きのうの夜ですな。 半分の同級生は夜のうちに帰っていきましたが 残った同級生は閉店を待ち、いっしょに旧校舎に向かったのです。 もちろん焼酎のビン片手に。 もう半分くらいは更地になっていて、いつもあのコが作ってくれた おベントいっしょに食べた芝生の広場もなく。 バスケやった体育館もなく。 ふられたあのコなぐさめた、あの階段もなく。 それでも部室やいくつかの校舎には入ることができ (違法と思われるので、みなさんはおやめください。) あー、この場所でギター弾いたなー、やら ここでレポート書いたよなー、やら、 しばし感傷にひたったのでした。 卒業して九年。 同級生たちはそれぞれに生きているし 僕もそれなりに飲んだくれている。 過ぎた時間はもどらないのだなあ、と再確認し、 先へと目をまた向けたナベなのでした。 -
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