妄想更新日記
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2004年11月24日(水) 現実逃避日記イラスト



イヌイが時々薫の純朴さに恐くなるといい。天然すぎて手をだせなくて、もがき苦しむといい。




本当はみんな知ってるんじゃないか

俺が夜におまえを夢で乱している事も。

ついてこいと言ったのは自分なのに

背後の深い息に俺も重い吐息を漏らす。

お前のせいじゃないけどな。

おまえのせいじゃないともさ。

突き動く自分のなかのうねりに抗って

もうそろそろ疲れているんだ。

一瞬でおわるであろう行為をすれば

同じく一瞬で変わる世界と自分に嘲笑する事ができるのに。

そんならしくもない事を考えながら振り向くと

俯くお前の髪がさらりと目もとをかくす

強調される唇が俺を誘う。

舌で唇を潤すクセをやめろといつか言わなくては。

頭を撫でたら見上げられ

自分の背の高さを呪う。

上目遣いのきつい瞳

それで食べられないようにしているつもりなんだな。

まんまとのってしまう俺も俺だが。

「いくか、海堂」

「...ッス」

今日も俺は据え膳の犬。






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