王様の耳はロバの耳
戯言。暴言。失言。


2006年09月08日(金) 大人の対応

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キミと一緒に本屋に行った。



わざと村上春樹の本の前で話題を振った。



キミは目を伏せて、違うブースに行ってしまった。







私がKさんのことを責めたとき、



「何とも思ってない。メールもしてないし、会ってもいない。」



と言ったけれど、それは嘘。



メールのアドレスを交換した事実はつかんでいる。



会った確証はない。









本屋から帰った日、
「村上春樹のコーナーで盛り上がれなかったのが寂しかったよ。」とメールした。





「それは俺のせいだから・・・ごめんなさい。」



「原因は俺だよ。だから100%の話を振られたとき、何も言えなくなっちゃった。」 





そう・・・それって・・・





その日は喧嘩したくなかったから、「喧嘩になるようなこと言ってごめん」と引いた。



珍しく「もう一度しっかり反省するいい機会だよ」と言ってくれたけれど



その日は本当にもう話したくなかった。



だって、私の誕生日だったから。



誕生日に他の女の話で喧嘩なんかしたくない。







一度きちんと、Kさんのことは聞こうと思っていた。



何がそんなに気になるかって、キミが「何とも思っていない」と言い張るからだ。



なのに、また、キミは仕事のことで落ち込んでいる。



聞けなくなってしまった。







だけど、今更、聞く意味があるのか?





あの時キミはKさんが好きだった。   その事実を確認してどうなる?





ああ!やっぱり!  って、納得してスッキリするものなのか?







流すのが大人なんだろうなぁ〜


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