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キミと一緒に本屋に行った。
わざと村上春樹の本の前で話題を振った。
キミは目を伏せて、違うブースに行ってしまった。
私がKさんのことを責めたとき、
「何とも思ってない。メールもしてないし、会ってもいない。」
と言ったけれど、それは嘘。
メールのアドレスを交換した事実はつかんでいる。
会った確証はない。
本屋から帰った日、 「村上春樹のコーナーで盛り上がれなかったのが寂しかったよ。」とメールした。
「それは俺のせいだから・・・ごめんなさい。」
「原因は俺だよ。だから100%の話を振られたとき、何も言えなくなっちゃった。」
そう・・・それって・・・
その日は喧嘩したくなかったから、「喧嘩になるようなこと言ってごめん」と引いた。
珍しく「もう一度しっかり反省するいい機会だよ」と言ってくれたけれど
その日は本当にもう話したくなかった。
だって、私の誕生日だったから。
誕生日に他の女の話で喧嘩なんかしたくない。
一度きちんと、Kさんのことは聞こうと思っていた。
何がそんなに気になるかって、キミが「何とも思っていない」と言い張るからだ。
なのに、また、キミは仕事のことで落ち込んでいる。
聞けなくなってしまった。
だけど、今更、聞く意味があるのか?
あの時キミはKさんが好きだった。 その事実を確認してどうなる?
ああ!やっぱり! って、納得してスッキリするものなのか?
流すのが大人なんだろうなぁ〜
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