王様の耳はロバの耳
戯言。暴言。失言。


2006年08月13日(日) ひとり恋愛ごっこ

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日曜日・・・キミに頼まれて買っておいた新幹線のチケットを届けた。



会いたくないような・・・



会いたいような・・・







今まで何度も、会わずに玄関先に届け物をしたことがある。



喧嘩のあとキミが風邪をひいたりして、薬や食料を届けたり。




私はアンタのオカンか?!




自分のやってることに自分でツッコミ入れたりして。




片道一時間半。



ちょっとそこまでと言う距離ではない。






土曜の気まずいメールのあと、メールは来ない。



だけど日曜に届けないとチケットは月曜日早朝のものだ。



会わずチケットを置いてくるか・・・



会って仲直りするようにするか・・・



迷いながらキミの家に向かう。





キミの部屋はインターホンが壊れて鳴らない。





玄関先に届け物を残して、近所の公園のベンチからメールした。





「チケット届けたよ」





電話嫌いのキミからのコール。




「どこにいるの?」




それには答えず違う話をするが、黙ってしまう。




キミは電話なのに沈黙してしまう人。




「電話代がかかるから切るね」と言って切った。





しばらくしてキミが公園にやってきた。





私がキミの友達の彼女にかこつけて、不満を言おうとしたこと。



今の状態が嫌で昔に戻りたいと思っていること。



(キミは私が戻りたいと言うと怒るから言えなかった)



ポツリポツリ話をした。





だけどキミはいつものように頷くだけ。





私はいつだって一人芝居をしているみたい。



ひとり恋愛ごっこだよ。



何を言っても何をしても、無反応なキミ。



私は人形を相手にしているみたいだ。


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