王様の耳はロバの耳
戯言。暴言。失言。


2001年11月16日(金) 色褪せた男

何もかも投げ出したくなってきた。
必死にもがいても、もがいても、浮き上がることできへん。
溺れるときって、もがけばもがくほど沈んでいくんやもんな。

今日自信満々くんと会った話書くつもりでPC立ち上げた。
サトシ専用のメッセ、消せないままでいる。
オンライン状態を隠したままオンにしていたらサトシがオンになった。
私の気配が伝わるはずもないのに、息を潜めてジッと固まる。
10分ほどしてサトシはオフになったのだけど、また暫くしてオンになった。
また10分ほど息を潜める。心拍数がドンドン上がる。

私は勝つことのない賭に出た。
表示をオンにして待つ。


1分?2分?


サトシはオフになった。



途方もなくカナシイ。。。
心臓のバクバクは静まらない。
息が上手くできない。


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


今日のこと、書こう。



自信満々くんからのお誘い、一度断ったんよ。
フレックス使って3時に仕事終わるから会おうと言われてた。
だけど私は子供のお迎えがあるから2時間くらいしかない。
そうでなくても夕方バタバタするのに無理したくはなかった。

昨日メールで今日は会えなくなったと伝えていた。
すると今朝メールが来なかったんよ。
11時ごろメールしたら「お昼御飯一緒に食べよう」とお誘い。
昼休みに会うくらいなら負担にならないから行くことにした。

一緒に向かい合ってご飯を食べながら話す。
一時期『好きになれるかも?』と思った気持ちはどこへやら?
そこには色褪せた男が座っていた。

なのに・・・



〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


夜。

昨日の夜、ベンツさんと電話で話した。
「明日の夜も会いに行こうか?仕事次第だけど。」


また、掛け持ち。
ベンツさん優先。
ダメなら自信満々くんに連絡するつもりだった。


ベンツさんから夕方に「仕事が終わりそうにない」とメール。
私は自信満々くんに夜も会えないかとメールした。


車の中で話するだけでも良かったのだけど
この前から「あすみを抱きたい」と何度も言われていたので
時間無いけどラブホに行った。

だけど、今日昼間にあった色褪せた男に抱かれてもつまらないだけ。
『早く帰りたい』と思った。
抱かれながら『やっぱりサトシが一番いい』と思った。

奥さんから着信があり、バタバタ帰り支度をする。
その姿が滑稽で情けなく見えた。



〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

何人もの人と付き合いたい訳じゃない。
誰でもいいからセックスしたい訳じゃない。

だけど・・・

誰か一人だけを好きになるのは恐い。
一人に決めてその人だけを見つめるようになると、また苦しくなる。

だから・・・

気持ちを分散させたかった。
そしてサトシへの想いも粉々に砕け散って吹き飛ばしたかった。


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


自信満々くんとは少しずつ距離を置こう。
ベンツさんもセックスしたら色褪せてしまうのかな?
ベンツさん一人になっても、この人にはのめり込みたくない。
今の私にはサーファーくんくらい
軽いつき合いの方がいいのかもしれないな。

時間と体力の無駄遣い。
精神まで消耗しちゃう。
麻痺するまで消耗すればサトシへの想いも風化するだろうか?


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

疲れたな・・・
言ってしまったら崩れ落ちてしまう言葉言っていい?


誰か、タスケテ!



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