勝手な日記

2005年11月12日(土) 男たちの大和

映画について

一言で言うと良い映画でした。
今日は色々と考えさせられました。
かなり泣いてしまいました。
せっかくなので
熱く語ります。
ほんのりストーリーを感じさせる
発言もありますのでご注意を!

戦争映画っていう感じで
見ない方がいいと思います。
戦艦大和が好きな人には
それはそれなりに楽しいでしょうが
別に興味の無い人でも見られます。

見ていて決して
戦艦大和に乗っていた人が
かっこいいとは思いませんでした。
英雄的に描かれているわけではありません。
敵役も決して悪いように書かれている
わけではありません。
アメリカをうらむセリフも一言もでてきません。
逆に、残酷さだけを見せ付けるわけでもありません。

ただ、普通の通常の人が
日々のささやかな幸福を求めている人が
苦しみながら、葛藤しながら
死んでいく。
その方がずっと痛く感じるし。
今の私たちにとってはリアリティがあるのかも
しれません。

本当の戦争に近い映画だったかはわかりません。
ただ、私は
あんなばかげた戦争は二度と
起こしてはならない。
と思いました。

私としては皆様に対して
とにかくいつかは一度見てくれたら。
と思います。
レンタルでも
映画でも
テレビでも

映画として完成度の高い作品だと思います。
皆さんつぶぞろいの役者さんたちですし
ひとつひとつの役が
つぶだった映画でした。
それぞれに味のある人たちがいる。
それぞれの幸福
それぞれの人生
そう思える映画でした。

どうかそれぞれの人たちが
幸せでありますように。


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