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2006年12月08日(金)    ようやく保温ポットを購入

12月に入って、めっきり寒くなってきました。

寒くなると、温かい飲み物を気軽に&簡単に飲める環境が欲しくなります。
しかも、年明けに第2子出産以降は家の中で過ごす時間が増えるはず。
暫くの間は、外でノンビリお茶することも儘ならないだろうから、
前々から保留中だった保温ポットを買うことにしました。



個人的に、電気ポットは好きではなく、
やかんで沸かした熱湯を魔法瓶のポットで保温する方法が好きです。

話は少し脱線しますが、水道水にはトリハロメタンという発ガン性物質が
含まれている場合があります。

トリハロメタンは、消毒のために用いる塩素と水道水中の僅かな有機物が
反応してできる物質で、発ガン性を示すものとして、クロロホルム、
ブロモジクロロメタン、ジブロモクロロメタン、ブロモホルムの
4種類があります。
トリハロメタンは、気温が高い時期の方が濃度が高くなりやすく、
また、建物のタンクで貯留されている間にも濃度は上昇するそうです。

除去の仕方については、塩素もトリハロメタンも有機化合物であるため、
水を沸騰させることで取り除くことが出来ます。
塩素は約5分間沸騰した状態を維持させることで完全に取り除くことが
出来ると言われており、また、トリハロメタンについては10〜20分の
沸騰により除去することが出来ます。
(沸騰以外の方法としては、浄水器を使用した方法があります。)

マンション住まいの我が家では、結婚前から浄水器を使用していますが、
水道水はマンション内の貯水タンクを通るわけですから、
一戸建てやアパートの家よりも塩素濃度が高くなりがちです。
よって、飲料用としては、浄水した水を出来るだけ5分以上沸騰させて
から飲むようにしています。

単純に水を沸騰させるだけなら、電気湯沸かしポットでも出来ますが、
トリハロメタンは電気ポットの中で滞留してしまうのだとか。
しっかり除去したい場合は、浄水器もしくは煮沸が必須なようです。

だからというわけではないのですが、やはり水は電気ポットではなく
やかんで沸かしたいわけです。



さて、話を元に戻して。(汗)
保留中に候補となっていた保温ポットは、以下の5つです。

・STELTON(デンマーク)サービングジャグ <1L/ガラス製>
・alfi(ドイツ)ボノ <1L or 1.5L/ステンレス製>
・emza(ドイツ)コーヒーポット <ガラス製>
・LEIFHEIT(ドイツ)保温タワーポット <1L/ガラス製>
・THERMOS(日本)ステンレスポット <1L or 1.5L/ステンレス製>
 
魔法瓶は、中ビンがガラス製のものとステンレス製のものとがありますが、
重さとメンテナンスの面で【ステンレス製】に候補を絞ることに。
(ちなみに、価格的にはガラス製の方が安価です。)



ステンレス製に絞った結果、種類が2つに絞られました。
「alfi/ボノ」と「THERMOS/ステンレスポット(TGS)」の2つ。

でも、両方とも実物を見たことがないので選びにくい。
おまけに、必要な容量も、1Lなのか1.5Lなのかも判断しかねます。

というわけで、この2種類のポット両方を取り扱っている店舗を探し、
それぞれ1Lと1.5Lの2サイズずつ、計4つを取り寄せることに。

で、届いたのが、これ↓です。(笑)



ちなみに、手前の2つがTHERMOS、奥の2つがalfi/ボノのポットです。

開梱し、実物をキッチンカウンターに置いてみると一目瞭然。
「1.5Lって大きすぎるかな」と思っていたのですが、そうでもない感じ。
むしろ容量は1Lでも、STELTONやLEIFHEITの方が細長いデザインで
高さが30cmもあって存在感がありすぎたかも。
(実はLEIFHEITのポットは一度取り寄せて返品した経験あり。汗)

というわけで、想像していたよりも小ぶりなサイズだったので、
思い切って1.5Lのポットを購入することに決めました。

↓この2つのうち、どちらのポットを買うか・・・悩める。


今までのポット(無印良品/THERMOSのOEM)と比較してみたり、
開口部分の大きさを比べてみたり。



はたまた、ポットを載せるトレイ&ティーポットと合わせてみたり。



色々とコーディネートしてデジカメで写真撮影。
その写真をモニターで客観的に見てみたりしても、迷う迷う。(笑)

両方とも、それぞれに良い点があるので決めきれず、仕方がないので
汚さないように保護しつつ、丸一日カウンターに置きっぱなしにして
家事と育児の合間に暇さえあれば眺めてみました。(苦笑)



で、「毎日見ていたいのは、こっち!」と確信して決定。
購入したのは、第一印象で好感を持っていたalfi/ボノです。

実は、最初から直感的には「alfi/ボノ」が良かったのですが、
機能や性能面でTHERMOSのステンレスポットには劣っている気がして、
少し悩みました。

実際に機能面で悩んだのは、以下の3点。

 (1) THERMOSの方が、開口部分が広い
 (2) THERMOSは、フタ部分を分解して洗浄することが可能
 (3) THERMOSは、パッキンなどのパーツ交換も可能

(1)と(2)に関しては妥協。
まぁ、夏に氷などを入れて使用する場合などに開口部が広い方が良いと
思うのですが、我が家の場合そういう使い方はしない気がします。
(冷え性ゆえ冷たい飲み物は極力避けると思われる。)
あと、分解洗浄も、中に入れるのは白湯なので、さほど神経質に
ならなくてもOKかと。

最大のネックは(3)だったのですが、これはポットに同梱されていた
取扱説明書に明記されている総輸入代理店に電話&確認。

ボノは新しいシリーズのポットなので、「現状では交換パーツを扱って
いないけれど、今後は用意する方向でいます。」という返答。
「交換パーツさえ手に入るのなら、パッキン部分などが劣化しても
捨てたりしなくて済むはず」と思い決心しました。

というわけで、随分と長い時間かかりましたが、ようやくポットを購入。
夫いわく、「ペンギンみたいなポットだね」だそうですが、
「その愛嬌のあるシルエットがなかなか良いな〜」と思ってます。



ところで、保温ポットと一緒に取り寄せたものがあります。

コレです。↓


bodum社の「ASSAM TEA POT」です。
これもサイズを決めかねたので、0.5Lと1Lの2サイズ取り寄せて
実物を見てからサイズを決定。こちらは来客用というより、
自分自身の日常用に使いたかったので、小ぶりなサイズの方に決定。

一応、両方の保温ポットと合わせて写真を撮ってみました。(笑)



やはり私的には「alfi/ボノ」と組み合わせた方が見ていて好きです。
これは完全に好みの問題ですが、毎日使って目にするものだからこそ、
自分が好きなものを選びたいところです。



最後にもう1つ余談ですが、一人のティータイムを、もっと気軽&簡単に
楽しむことのできる商品が、同じbodum社から出ています。

bodumボダムYOYOセット(ガラス製)
bodumボダムYOYOセット(ホワイト+ステンレスフィルター)

ティーポットがなくても、紅茶の茶葉を楽しめるマグカップです。
これなら茶葉で一人分の紅茶を入れるのも簡単ですよね!

個人的には、ガラス製のYOYOセットに心惹かれています。
フィルターが細かいメッシュなので、ルイボスティーみたいな茶葉が
細かいものにも使える気がします。

このセットを見た夫、「会社用に欲しい」と呟いてました。
クリスマスも近いし、夫婦お揃いで買ってしまう可能性大?!(笑)



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