Daily Journel@M403



<<
INDEX
MAIL
>>


2006年11月02日(木)    入園手続き

午前中、SY幼稚園に入園手続きへ。

9:30〜11:00が手続き受付時間だったのですが、何を勘違いしたのか
9時過ぎには幼稚園に行ってしまいました。
でも、窓口での手続きを始めてくれたので、まずは手続き。
私が窓口に行こうとすると、息子が「滑り台で遊んで待ってるね」なんて
言うので、「幼稚園の園庭だし平気かな」と思い一人で窓口へ。

無事に手続きを終え、入園書類を貰って建物から出ると、
同じマンションの同じ階に住むIさんに声をかけられました。
そして、Iさんに呼ばれた方向を見ると、なんと息子が私を探して
泣いているではないですか!!(汗)

「えー?!遊んで待ってるって言ってたじゃない〜〜」

苦笑いしながら息子に声をかけつつ、
「きっと昨日の面接のことを思い出したんだな・・・」と思いました。
地面に座り込んで泣いていたので、駆け寄って抱き上げると
顔を見て安心した様子。



その後、息子を抱っこしつつIさんと暫し立ち話。

彼女には息子が2人いて、お兄ちゃんがSY幼稚園の年長組なのです。
弟の方は、今年の5月に生まれたばかりのゼロ歳児。
そう、我が家の第2子と同級生になるのです。
今日は、上の子を幼稚園まで送った後、母親同士で立ち話をしていて、
「泣いている子がいるなと思ったら見覚えのある顔だった」そうな。(笑)

そんなIさん、我が息子が当選したのを既にご存知だったとか。

実は、昨日の面接に出かける際、エレベーターを1階で降りた所で
T幼稚園に願書提出をした方とバッタリ会ったんですね。
その時に「SY幼稚園に当選して面接に行くところ」と話したら、
昨日のうちにIさんにも伝わっていたという。
恐るべし、マンション内の情報網?!(苦笑)

そして、Iさんから聞くところによると、
SY幼稚園は大体1年おきに倍率の高い年と低い年とになるのだとか。
倍率の高かった年の翌年(=今年)は、高い倍率を敬遠した人が
他の幼稚園に流れがちなんだとか。
なるほど、たしかに今年はそんなパターンでした。

ちなみにIさんのご長男の時は、やはり倍率の高かった年の翌年で
なんと願書提出時点では定員割れで抽選無しだったんだとか。
へ〜、そんな年もあるんですね〜。

Iさんの長男坊は、我が息子の入園時には小学校に上がってしまうけど、
2人目はきっと兄弟枠で同級生になるはず。
Iさんは、とても感じの良いお母さんなので嬉しい。
少し不安だったSY幼稚園だけれど、先の楽しみが1つできました。

Iさんからの更なる情報では、近年ずっと定員割れだったW幼稚園。
今年は、なんと抽選だったそうです。
(私は教育方針に賛同できず、途中で候補から除外してしまった。)

「一体なぜ?」と思ったら、園舎を増築して環境が良くなったから。
幼稚園見学の際に見た環境の良さは、今年度からだったらしい。
なるほど、どうりで運動会の未就園児競技に人が殺到したわけだ。
願書配布時点で定員75名に対して250を超える部数が出たらしく、
W幼稚園としては人気復活でホクホク気分だったのかな。



さて、Iさんとの立ち話を終えたら、機嫌を直した息子が元気復活!
当然そのまま家に帰るわけもなく、暫く園庭で遊ぶことに。

息子が園庭の遊具で遊んでいる間、手続きに訪れる父母の面々を
眺めていて気付いたことが1つ2つ。

(1)仕事着を着た父親が手続きに来ている姿が目立つ。
(2)幼い弟妹を背中におんぶした母親の姿が目立つ。

それを見ていて思ったのは、SY幼稚園とT幼稚園の父母のカラーは
微妙に違っているんじゃないか?ということ。
つまり、SY幼稚園の方が、自営業の方を含め色んな職業の父兄が
いるような気がしたのです。



SY幼稚園は、T幼稚園に比べて最寄り駅からは遠い場所にあります。
(我が家からの距離は同じくらい)
駅から離れた立地ということは、駅から離れた場所に住んでいる人の
エリアにある幼稚園でもあり、周辺住宅の家賃相場も安い。
おまけに、SY幼稚園の保育料は、この付近の私立幼稚園の中では
最も安い。

ということは・・・
世帯年収が少なかったり、家族が多くて生活費がかかる家庭の子供が
集まりやすいということになる?
一方のT幼稚園は立地的に駅に近く、周辺エリアには分譲マンションが
多いのでサラリーマン世帯が主流という印象があります。
実際、うちのマンションからT幼稚園に行く家庭もサラリーマン世帯
ばかりだし。

まぁ、私自身は金銭的なことで幼稚園を決めたわけではないし、
そもそも小学校受験とか私立中学受験などへの関心も低い。
なまじ自分も夫も公立育ちなので、子供も公立に通わせる可能性大。

「小学校のうちから家庭環境が似た者同士の私立の学校に通うより、
 色々な境遇の子供に揉まれながら育った方が鍛えられて良い。」

そんな考え方なので、今日の発見は「入園を決めた後で気付くなんて
遅すぎ?」かもしれないけれど、プラス面だと思ってます。

そういえば、SY幼稚園の説明会の際に聞いた方針の1つに、
<保護者の負担を最小限に>というのがありました。
これは幼い子を抱えた家庭や共働きの家庭を考慮してのことだと伺い、
「なるほど、私みたいな立場には助かるな。」とだけ思ったのだけど、
自営業で赤ちゃんがいる家庭などを意識しているのかも。

一方のT幼稚園は、この点で方針が正反対。
「愛情豊かに育てるためにも保護者の協力を惜しまないで下さい」
というスタンスなんですから。ゆえに保護者会も頻繁に行われる。

思えば、この点でT幼稚園に願書提出がためらわれたのです。
別に息子に対する愛情を出し惜しみをするつもりはなく、
T幼稚園の教育方針には大いに賛同できます。雰囲気も良いし。
しかし、私の場合は、「ゼロ歳児を抱えて、どこまで幼稚園の要求に
応えて頑張れるか?」という不安要素もありました。

もし第2子出産予定がなければT幼稚園で全く問題ないでしょう。
でも私は違う。
その点で同じマンションに住む他の子のように、
単純に雰囲気などだけではT幼稚園に決められなかった私です。



SY幼稚園の入園手続きに訪れる母親をよくよく観察してみると、
幼子を背負った母親、年齢の若そうな母親、
忙しいのかカラーリングした髪の根元がすっかり黒い母親、
小奇麗にしている母親、色々なタイプがいます。

そうえいば、昨日の面接の際のドレスコード(服装)に関しても、
SY幼稚園とT幼稚園は全くもって対照的でした。

SY幼稚園の父兄は、普段着の方が大半。
これは説明会の際に園長先生が「別に面接でお母さん方を見るわけでは
ないので服装はジーンズなど普段着で結構です」と言ったため。
実際、当日も母子ともに普段着の方が多かった。
私も、いつもよりは小奇麗にしつつも、スーツなどは着用せず。

それがT幼稚園の場合、母子ともに入園式のような服装でした。
(マンションで会った母子の服装も、T幼稚園の面接から帰る途中の
 母子の服装をみても。)
母親はスーツ姿、娘は一張羅のワンピースなど。

事前に選ぶ際には条件だけに目が行きがちですが、
そういう些細な部分にも、幼稚園のカラーが垣間見える気がします。
事前に重要視していなかったので、そんなことには終わってみてから
気付いたわけなんですが(苦笑)、そこでふと思ったことが1つ。

 なにも小学校お受験を待たずとも、幼稚園選びから既に保護者の
 住み分けって始まってるのかもしれない。

かくいう私はというと、
「目指せ、肝っ玉母ちゃん!」というスタンスなのでSY幼稚園の
保護者層について特に抵抗は感じないのですが、
「目指せ、(子育て雑誌に出てくるような)綺麗なお母さん」な人には
すこし違和感があるかもしれませんね。

そんな私は、出産年齢が高くて保護者の中では最年長の部類。
保護者のカラーはさておき、SY幼稚園は若い母親が多い感じなので、
年齢を気にすると仲良くできる人は少なくなる可能性大。
下手をすると、常に年上のお姉さん的立場に置かれるケースも?(苦笑)

その点では、T幼稚園の方が気楽だったかもしれません。
でもまぁ、幼稚園は息子のためのフィールドですから、私は飾り。
私の居心地なんて、所詮どうでもいいこと。
しかも、公立小学校に上がれば遅かれ早かれ一緒くたですもの。
あんまり大きな問題ではないかな?(甘すぎる算段?笑)



さて、私が悠長に幼稚園の保護者の人間観察をしていたら、
なんだかんだと息子に粘られてしまい、帰るタイミングも失って、
手続き終了時間の11時まで園庭で過ごしてしまいました。(苦笑)

普通は入園手続きを終えたらサッサと帰るものなんでしょうが、
今日は特に用事もなかったし特別です。
昨日の面接で泣かれた&今日も泣かれたこともあり、
少しでもSY幼稚園に慣れてもらって、
「SY幼稚園=楽しい場所」と感じてほしかったのでした。

それにしても、こんなに長時間いたのは初めて。
そして、昨日説明会で会った知り合いの母子、見かけませんでした。
やっぱり市立幼稚園に決めたんだな〜。

肝心の息子は、親の心配をよそに子供同士で楽しく遊んでいます。
早くも波長の合いそうな男の子を一人発掘!
素晴らしいー!!

子供の先入観がなく柔軟な社交性には、時々感服します。
大人みたいに頭でっかちに考えないんですよね。
直感あるのみ。「当たって砕けろ?!」そんな感じ。(笑)
「大人も、こうでなくっちゃ!」と自分の子供から学ぶ私です。

さて、午前中に幼稚園でたっぷり2時間遊び倒した我が息子。
帰宅後は疲れてヨレヨレのヘロヘロ。(笑)
大急ぎで昼御飯を食べさせて、あっというまにバタンキュー!
久々に一緒に昼寝をしました。2時間も!

まもなく妊娠8ヶ月になる私としては、一緒に昼寝して休めたので
大助かりな一日でした。



<<     INDEX     >>
M403.netMAIL


Design : maybe