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2005年10月18日(火) ワードローブに関する一考察
昨日の古い着物の蝶の柄にビーズをちりばめたショールがキッカケとなり、 自分のワードローブについて頭の中で色々と考えている。 あの蝶のショールを基準に、今もっている衣類の中で持ちつづけたいものと そうではなくて取り除いてしまいたいものとを、取捨選別したい気分。 具体的にクローゼットの中や、押入れの衣装ケースの中を見て確認したわけ ではないけれど、このところの衣類整理で数量が少なくなっているから 頭の中でも篩いにかけることは容易くできる。 それにしても、自分の琴線に触れる美しいものを目の当たりにすると、 いかに自分が無駄なものを沢山持ってしまっているかに気づく。 ワードローブだけでなく、身の周りのありとあらゆるものに対して。 昨日のショールを見て感じたこと。 「そうよ、そうなのよ、私はこういうものを身につけたいのだわ。」 マリンスタイルとか、シンプルな麻とか、そういうものではなく。 素材感があって、身に付けていて心が弾むようなものがいい。 数ではなく、そういうものが幾つかあればいいのではないか?と思う。 しかも、なぜか、地味派手なショールが妙に似合ってしまった私。(笑) 今の髪型のせいでもある? 黒髪&巻き毛風パーマをかけたセミロングで、おでこ全開にしていると 少しだけアジア風(台湾風?)でもある。 最近は着付けを習い始めたせいか、和洋mixスタイルな私。 自分のルーツや以前受けたカラー診断の結果から考えても、 ごく主流的な日本のファッションや流行の中に、私に本当に似合うものは 非常に少ないのかもしれない。 昨日の大西淳子さんの作品展に足を運んだこと以外にも 今回ワードローブについて色々と考えるキッカケとなったことがある。 一つは、大西淳子さんのファッション。 東急の講座を受けていた頃、毎回先生の服装を見るのが好きだった。 時には古い着物で作ったというスカートをお召しになっていたり、 作品と同様に色使いと素材の合わせ方に独特のセンスが光る。 もう一つは、着付け教室。 着物について色々と調べている中で、色々と気づいたことがある。 どうも私の場合、洋服とは違った色合いのものを身に付けたがっているよう。 洋服なら着ないであろう暖色系の色に強く惹かれる。 赤とか、橙色とか。これは面白い発見。 そして、着付け教室の効用が実はもう一つ。 一緒に受講しているSさんの影響だと思う。 彼女は、いつも彼女独特のセンスを感じる衣装を身に付けている。 この間は、ワインカラーのアンサンブルセーターに、中近東のショールのような 柄行の巻きスカートが素敵だった。 セーターには、大西淳子さん風の刺繍とビーズステッチが施されていて、 思わず「どこで買ったんですか?」と聞きたくなってしまった。 Sさんのセンスに刺激を受けて、私も私らしさを楽しみたくなってしまった。 背が高くて細身のSさんほどは似合わないにしても、私もどちらかといえば 異国情緒のあるオリエンタルな服装が似合う方だろう。 惹かれる国は、台湾、ベトナム、上海、インドネシア、そしてインド。 これらの国々に惹かれるのは、今に始まったことではなく割と昔から。 このうちの半分には既に行ったころがあるくらいだもの。 どうも私の場合は、異国の雰囲気のある独特なスタイルに惹かれるようだ。 それは服装に限らずインテリアなども含まれるのだけれど。 そういえば、先日ダイニングチェアの座面張替えを手伝った友人も、 実に彼女らしいファッションスタイル。 日本人らしからぬセンスは、N.Y.在住時代に培われたのかしら。 モノが溢れている割には欲しいものがなかなか見つからない昨今、 おそらくそれは難しい作業になると思うが、少しずつでも自分にしっくりと 馴染むワードローブを揃えていきたいと思う。 目指せ少数精鋭。目指せアジアンビューティー。 とにかく昨日は沢山の刺激を受けた私。 帰りの電車の中で、近々ワードローブの見直しを図ろうと堅く決意。 イメージは、今日のショール。 地味だけでない、私に似合う派手さを兼ね備えたワードローブが理想。 敢えて例えるならば、アジアの中のパリ風。東洋と西洋のmix。 オーソドックスな基本の色(黒、白、ベージュ、茶、グレー)の中に、 刺し色として鮮やかな緑や青のもの、それに光沢感のある素材を加えたい。 気になる色は、ターコイズ、濃パープル、カーキブラウン、ボルドー、 そしてカーキブラウン。 あー、具体的イメージが決まると、考えるのがどんどん楽しくなる。 次から次へとイメージが浮かぶのって実に久々。 でも、決してこれまでの基本路線からかけ離れているわけでもない。 ただ、最近の私はちょっと脱線しかけていたのだ。 シンプル&ナチュラルなスタイルってやつに。 少なくとも、当世のママさんファッションには全く興味を感じない。 白とか生成りとか素っ気無さすぎるような服は、私には野暮ったい。 シンプルな中に、美しさとか主張の感じられる服に惹かれ始めているよう。 転換期にきているのかもしれない。 | |
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