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2005年06月11日(土)    写真展@川崎市市民ミュージアム

台風が近づいている割には、大雨も降らず過ぎた一日。

昨日の晩から喉と耳の奥が痛くなったので、午前中は耳鼻科へ。
だらだらと引き続けている風邪をこじらせて、中耳炎などになったら
後が大変なので、早めに手を打とうと思った次第。

診察開始の9時には間に合わず、10時に受付を済ませてから一時間待ち。
順番待ちしている大半が子供のようです。
「うちの息子も、夫の体質を受け継いでいたら、耳鼻咽喉はそんなに
 強くないはず。いずれ耳鼻科に通うようになるのかなぁ。」
順番待ちをする小さな子供の姿を見ながら、ふとそんなことを考えて
みたり、持参した本を読んだりしつつ過ごした一時間。

ようやく順番が回ってきて診察を受けたものの、特に異常なし。
中耳炎にも外耳炎にもなっていないようです。
喉の腫れのせいでしょう、ということで、念のため吸引をして
薬を処方していただきました。ふー、やれやれ、一安心です。



病院から戻り、自宅で昼食をとった後、車に乗って等々力まで。

「時代を切り開くまなざし -木村伊兵衛写真賞の30年- 1975〜2005」
という写真展を見てきました。息子も連れて3人で。
http://home.catv.ne.jp/hh/kcm/

  

息子をつれて写真展を見るのは、これが初めて。

正直、静かな会場で息子が大声をあげたりしたらどうしようかなぁと
心配したのですが、多少声をあげたくらいで何とかなりました。
館内では、基本的に夫が息子を抱っこしながらの鑑賞。
後半、息子が眠たそうにし始めたので、持ってきていたベビーカーに
座らせて、途中夫婦交代で見て回ったりして対応。

会場の川崎市市民ミュージアムが、あまり堅苦しくない雰囲気だった
ので、子供連れでも見て回ることが出来た気がします。
でも、息子は息子で場の雰囲気はもうだいぶ分かっている様子。
図書館で騒ぐこともないし、こういう会場で泣いたり大声を出したり
周りの迷惑になるようなことをすることも、基本的にありません。

ただ、やっぱり小さい子供には退屈で仕方がないみたい。
だから、ブーイングはされますね。(笑)
それを必要以上に我慢させず相手してやれば大丈夫なようです。
今のところ。

さて肝心の写真展ですが、沢山の写真家の方の作品を一度に拝見する
ことができて、とても勉強になりました。
複数の写真家の作品を同じ場所で見られる機会って滅多にないと思う
ので、なかなか面白かったです。

個人的には、星野道夫さんの生写真が見れて嬉しかった。
あと、木村伊兵衛氏のライカで撮影したモノクロのパリの写真。
これが良かった。
モノクロだけど、1950年頃に撮影された写真の生写真なんですよ。
印刷物ではなく実物を見ることが出来て良かったなぁ。

木村伊兵衛氏の写真は、近年改めてプリントされたものだろうと思うの
ですが、なんというか独特のニュアンスがあって・・・
何より、半世紀も前に撮られた写真が、こうして時を経た今もなお
人の目に触れるのだという事実。
デジタルカメラでは、きっと、こうはいかないでしょう。
やっぱり、写真はフィルムで撮らなくちゃ!



写真展を見た後は、等々力緑地の中を散歩。
息子は、自由に動き回れるようになり、水をえた魚のよう。(笑)

↓その片時もじっとしていない性分は、私の父譲り?!
 

少し歩くと、滑り台やジャングルジムなどの遊具を発見。
こういうグルーっとカーブした滑り台は初めてだね。


グランドは、運動会のような催しで賑わっていました。
空が広くて開放感のある風景。
あー、ポラロイドカメラでも持ってくれば良かったなぁ。残念!





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