Daily Journel@M403 |
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2003年11月27日(木) 待つということ
朝から天気が悪く、どんよりと雲が多くて、なんとも寒い。 このところ、温かくなったり寒くなったり、日々の天気の変化が激しい。 午前中、石油ファンヒーターにリビングの床暖房まで点けて暖かく過ごす。 今日、Kin-chanは会社を休んでくれた。 「お産は長期戦みたいだから、私がそんなに辛くないうちは好きなように 過ごしてね。そして出来るだけ体力を温存しておいてね。そうしないと Kin-chanの方が先に疲れちゃうから。」 ということで、午前中の彼は洋間でパソコンをいじって遊んだりしながら、 時々リビングの隣りの和室で横になる私の様子を見に来てくれた。 気を紛らわすためにつけているラジオでは、「今日は12月中旬並みの寒さ」 と言っている・・・・・ 丹頂ちゃんの出産予定日の頃の気温だ。 「丹頂ちゃん」という胎児名は、今年の3月に北海道へ丹頂鶴を見に行った 直後に授かったことから付けた名前。 妊娠を悟った時、この写真のイメージが私の頭の中にパ〜ッと広がったのだ。 空から丹頂ちゃんがサ〜ッと舞い降りてきた気がした。 トツキトウカかけて母になるというのは、まず最初に 待つ ということを知り 学ぶことなのかもしれない。 290日という長い時間をかけて胎児を育て、出産の瞬間を待つ。 この世に生まれてからも、様々な成長の過程で待つ場面は沢山あるだろう。 首が据わるのを、腰が据わるのを待つ。食事が食べられるのを待つ。 立ち上がって歩き始めるのを待ち、言葉を話し始めるのを待つ。 その時々で、丹頂ちゃんのペースを待つことのできる母親になりたい。 自分の都合やペースを押しつけてイライラするのではなく、大きな心で 暖かく成長を見守れるような、そんな母親に。 昼過ぎから日が射してきたリビングのソファで、ぬるめのお湯で足湯をしつつ ボ〜ッとした頭で、そんなことを考えた。 私の隣りでは、Kin-chanがソファにもたれかかって昼寝をしている。 「この時間は、いつもお昼を食べた後に会社の机で昼寝をしてるんだ。」 そう言って眠っている彼の顔を見てから、私も目を閉じた。 出来ることなら、このままギリギリまで自宅で陣痛の時間(分娩第1期)を 過ごしたいと思っている。今日はKin-chanが家にいるし。 病院が近いので(徒歩10分以内)、たぶんそれは可能だろうと思う。 そして、弱くて少しずつしか進まなくてもいいから、丹頂ちゃんが降りて くるのを、ゆっくり待とうと思う。いつかは必ず生まれるのだから。 その待つ時間を、病院の陣痛室ではなく自宅で、しかもKin-chanと 一緒に、好きなことをして過ごせることを幸せに思う。 昨夜は、家に戻ってからも、不規則ながら子宮収縮は続きました。 その後、夜中から翌朝にかけて、痛みの強い時間帯があったり、途中で 疲れてウトウトと寝てしまったりしながら、11/27を迎えています。 この日記を書いている27(木)AM現在、ようやく15分間隔くらいの波に なってきました。もうちょっと間隔が狭まってきたら病院に電話しようかな。 そんな感じです。相変わらずスローペース。 まだまだ大して苦しくなく、たまに「う〜っ」と思うくらいの痛みです。 定期的に感じるようになった子宮収縮ですが、軽い時と重い時があります。 痛みの始まる前に、お腹の中の丹頂ちゃんがグル〜ッと回旋しているような 感覚がします。頭を下にして私の左脇腹の方を見ていた丹頂ちゃんが、 お産に向けて、私の背中の方を見るように回転しているような感じです。 生まれてくるとき、赤ちゃんはお母さんの背骨の方に顔を向けているもの らしいので、これはこれで正しい動きといえるのでしょう。 深呼吸をして身体の力を抜いて、子宮の辺りを出来るだけリラックスさせる ようにすると、痛みがす〜っと引いていくのが分かります。 まだ大して辛くない陣痛は、波のように少しずつ押し寄せては、数十秒後に やはり波がひくように少しずつひいていきます。 その波をうまくキャッチして呼吸をすると、だいぶラクなようです。 その他の症状としては・・・・・ ・背中が痛い(肩甲骨のあたり) ・腰痛 →痛みは、徐々にお尻の方に移動してる? ・喉が渇く(水や氷を欲する)→唇が乾く ・寒気・吐き気・頭痛がする →風邪をひいたかと思いました(笑) ・胸が張って痛い →授乳のための準備が始まってる? ・時々、足の先や付け根のあたりが妙にムズムズして居心地が悪い。 陣痛が小康状態なので、気晴らしに日記を書いてみましたが、だいぶ定期的に 感じるようになってきたので、そろそろこの辺で・・・・・ このまま規則的な陣痛が止まらずに続いてくれるといいのですけれど。(汗) 日記を読んでメールをくださった方々、初めての方も、お久しぶりな方も、 どうもありがとうございます。 本来、個別にお返事をさしあげたいところなのですが、 如何せん、このような状況なのでメールを書く精神的余力がありません。 この場を借りて御礼申し上げます。(ありがとうございます!) いただいたメールには、出産後落ち着いてから、出産報告を兼ねてお返事 させていただきますね。1ヵ月後くらいに年賀状みたいな形のメールに なってしまうかもしれませんが、どうか気長にお待ちください。 よろしくお願いします。 なお、暫くの間、Netには接続できなくなると思いますので、 Net上での「無事に生まれましたよ〜」報告は、携帯の方から Today's PHoTo で出来ればいいなぁと思っています。 【左】 いま編んでいるボンネット(雑誌「pre-mo 12月号」のレシピで) 【中・右】 火曜にK夫妻から届いた育児日記 ※3枚の写真で下に敷いてあるのは、出来たばかりのブランケットです。 | |
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