Daily Journel＠M403
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昼に国立に行き、大学時代の友達と食事＋花見＋お茶をしてきました。
国立の桜はほぼ満開で、あと数日もすれば散り始めそうな気配･･･
花冷えで少し風のある肌寒い日でしたが、大学通りの沢山の桜の花を愛で、
友達と沢山楽しい話をして帰ってきました。
彼女とは、大学入学直後からの付き合いです。同じテニス部の同期。
だから、既に１０年以上の付き合いになります。
実は、昔の私にとって、彼女は同じ部の中でも少しだけ苦手な存在でした。
彼女は、私には無いものを沢山持っていて、性格もまるで違う。
彼女はＢ型で、マイペースで自由で大らか。人から愛されるタイプ。
対する私はＯ型で、ハイペース（明朗快活）で生真面目で窮屈。
他人からは、愛されたり可愛がられたりするよりも、頼られるタイプ。(笑)
決して嫌いではなかったけれど、どちらかといえば苦手に感じていたのは、
心の中のどこかで僻んでいたり羨ましく思っていたせいかもしれません。
頼られるよりも愛されたいのに、それは私ではなく彼女であって。
（おっと、暗〜い話題になりそうですが、言いたいのはここからです。笑）
でも！ 年月が経って、同期の中で彼女のことが一番好きになりました。
それは、きっと私がこの１０年ほどで少し変わったから。
そうなりたい自分と、そのまんまの自分とのギャップを受け入れたからです。
私は、そのままで十分に存在価値があるし、人と比較する必要もない。
彼女には彼女の良さがあり、だから彼女は素敵なんだし、同じように私にも
私の良さがあって、私らしい素敵が私自身の中にもある。
若い頃の妙な生真面目さや肩の力が抜けて、近年ようやく彼女と同じ視点で
物事を感じたり考えたりすることができるようになりました。
彼女の良いところは、人の目をあまり気にしたり背伸びをしたりせず、自分の
主観で反応し、行動し、そして言葉にすることです。18歳の頃からずっと！
変な裏表がなくって、私の置かれている状況や立場に関係なく、素直に良い
ものは「良いと思う」と言い、変だと思うことには「変だと思う」と言う。
客観的に見て良いか・悪いかではなく、主観的にどう思うのかをストレート
かつ簡潔に言葉に出してくれる。そんな彼女が大好きです。
私は、自分の主観を思ったままに口に出来る人が好きです。
他人の言葉を借りず、拙くても自分の言葉で表現できる人が。
そして、その主観は決して押し付けでもなく、力づくで押し通そうとするもの
でもなく、ただ主観を述べるだけ。勝ち負けじゃないんですよね。
今日、そんな彼女と会う機会が持てたことが、私はとても嬉しい。
意見がぶつかった時期もあったけど、今は同じような視点や考えを（全部では
ないけれど）幾つかの部分で共有できたというのも嬉しい。
生命力旺盛な桜の木のエネルギーと、彼女のピュアで健全なエネルギーを、
沢山もらって帰りました。きっと私も、彼女にまた別のエネルギーを与えて。
それにしても、年月によって人は育ち、変化し、友情は進化するのですね。
好きという気持ちと縁とさえあれば、幾らでも。
人と人の繋がりって、面白くて不思議です。
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