Daily Journel@M403



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2003年02月14日(金)    長い一日・・・

バレンタインデーなのに、一日ずーっと家の外で過ごした日でした。
10時半に家を出て国立に向かい、23時過ぎまで国立にいました。(笑)

まずは【昼の部】。
11時半に大学時代のテニス部の先輩(2つ上の女性)+最近の後輩くんと
大学の正門前で待ち合わせ。そして、一緒にランチの集いへ。

2つ上の先輩は、4月から名古屋大学文学部の教壇に立ちます。
一方、私の8つくらい年下の後輩くんは、現在大学院修士2年に在籍中。
大学の先生(=学者)になるべく修行中の身です。
この2人、10歳くらい年齢が離れていますが、同じ学部の先輩と後輩に
あたるのです。もちろん、テニス部でも先輩と後輩。

ところが、うちの部を出て、学者の道を選ぶ方って案外少ない。
安定志向が強い大学なせいか、一流上場企業や公務員になる人が多いのです。
最近は、特に安定思考が強いらしく、最後の最後まで潰れることがなさそうな
会社の人気が高いようです。東○電力とか、ガスとかね。
そんなんで安定だなんて、他力本願で笑っちゃうのですけれどねぇ。(笑)

それはさておき、ただでさえ少ない学者と学者の卵。
だったら、その両方と顔見知りの私で橋渡しは出来ないものか?と考えて
会合のセッティングをしてみたのでした。結果は、とても楽しい会に!
後輩くんには、最近よくお世話になっていたので、せめてもの恩返しが
できた気がして、なんだか嬉しくなりました。

続いて【夜の部】。
夕方までランチ+お茶したメンバーで、結局夜まで過ごしました。(笑)
昼の学者仲間の話から、最近の部の問題点の話に移行して白熱。

途中からは、先日2/11に相談にのった後輩も呼び出して4人で討論。
せめて彼女に「自分一人で抱え込まなくていいんだ。助けて!と言えば、
一緒に悩み考えてくれる人がいるんだ。」ということを感じてほしかった。

結局なんの具体的な解決の糸口も見えていないけれど、これで仲間が4人に
なりました。こうして少しずつ少しずつ、仲間を増やすように、本音で
話し合える輪を広げていけるといいんじゃないかな。
草の根運動みたいに、下の学年の子から。
時間はかかるけれど、上の学年の子を諭していくより、効果的で確実かも
しれないと手ごたえを感じるのでした。

少し可愛そうだけれど、次の代の子たちが、上に強制されるのではなくて、
ノビノビやれるような環境を残したいのです。それは決して悪ではない。
強さは、厳しさの中からではなく、楽しさの中から生まれるもの。
辛いだけの試合の中で、最大限に実力を発揮することは不可能に近いのです。
楽しむことは悪ではなくて、楽しいからこそ、好きだからこそ、強くなる。


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