Daily Journel@M403



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2003年01月26日(日)    日曜日には花束を買って

先週末に買った水仙の花。
さすがに暖かいマンションのリビングでは、1週間が限界でした。
でも! この1週間、存分に香りを楽しむことができて嬉しかった。

毎日遅くに家に戻って、誰もいないリビングに電気を点けようとすると、
どこからともなく、ふわ〜っと優しい香りが漂ってきました。
おかえりなさい」と言われている感じがして、すごく励まされた。

朝起きて、隣の和室からリビングに出ると、やはり良い香りがして。
おはよう。今日も頑張ろうね。」と声をかけられているようでした。
水仙の花に励まされて、ファンヒーターを点けるのが日課でした。

数百円の出費で、こんなに嬉しい毎日になるのなら・・・と、今日も駅前で花を
買ってきました。春らしいガーベラと、まだ蕾だらけのポピー。



昔から、繊細な花よりも単純なつくりの花が好きです。
子供でも、すぐ絵に描いてみることができるようなシンプルな花。
チューリップ、ガーベラ、桜、梅、スズラン、ヒマワリ、あさがお・・・。
特に、ヒマワリとガーベラは大好き。力強くて元気が貰える気がするのです。

2つも買うのは少し欲を出しすぎているかな?と思いましたが、
買って家に持ち帰ると、それぞれ別の楽しみ方が出来ることに気付きました。
高さが違ったので、え〜い!とまとめて活けてしまいました。(笑)

ガーベラは、もう既に咲き誇っているので、部屋に入れた瞬間に視覚的な春を
運んできてくれます。もう、その存在だけで部屋の中は既に春です。(笑)
一方、蕾だらけのポピーは、これから花開く楽しみがあります。
先日の水仙のように。きっと何日もしないうちに、満開になるでしょう。

実際、夕食前に活けた花が、暖かい部屋の中で「春がきたぞ!」と感じたのか、
少しずつ蕾を膨らませていきました。そして遂に一輪、咲いてしまった!
Kin-chanと2人で思わずジーッと観察してしまいました。30分ほど。
私は食器を洗ったりの「ながら」観察でしたが、彼はテーブルの側に座り込み
ずっと見ていました。まるで子供みたいな姿だったなぁ。(笑)



既に咲いている花もいいけれど、できれば蕾のうちから買って、花開くまでの
様子を楽しみたい。そう思った2003年1月なのでした。
庭があるお家では、こういった機会は沢山あるのでしょうけれど。

そうそう、蕾だらけの花束は、一見ものすごーく地味な佇まいです。
そして、何色の花が咲くのか咲くまで分からない!というお楽しみ付き。(笑)
10本あるうちのポピーで、一番最初に開いた花はピンクでした。
開いたピンクの花の中の写真、昨日の日記に貼り付けてあります。
一見シンプルな花でも、よくよく観察すると芸術的な美しさを持ってますね。

次は真っ赤な花びらの蕾が、既にほころんでいます。
いつ咲くのかな。毎日楽しみだなぁ。うふふ、小学生みたいですね。

冬は大好きだけど、今年の冬は寒すぎるから、冬に飽きてきたのかな・・・
春らしい花を愛でながら、本当の春が来るのを指折り数えて待つ気分です。
北国の人が春を待ち焦がれる気持ちが、少し分かる気がするなぁ。

 
↑本当は、真っ黄色なガーベラなんですけどね。(笑)
 白熱球タイプの蛍光灯の光の下では、デジカメで綺麗に撮れずじまい。



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