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2002年07月17日(水)    思うようにならないこと 〜そして「自分」を知る

Netで知り合った方に誘われて、カラー診断を受けてきました。

普段の私は、あまり化粧をしないし(紫外線対策の下地にお粉くらい)、
着飾ることに関心が低い方なのですが、自分に似合う色というのには
春頃から興味がありました。
だから、お誘いのお話をいただいた時、行きますと即答。(笑)
最近、自分で写真を撮るようにもなったのもあり、色について興味津々。

伺ったサロンでは、2人で4時間超、みっちり診ていただきました。
それなりの値段がかかりましたが、それでもおそらく相場より安い値段で。
(たぶん、相場だと3,4万くらいかかったように記憶しています。)



ところで。
肝心の診断の結果は、私の期待した結果ではありませんでした。
あ、決して「間違ってるよ!あそこ!」という意味ではなく、
診断結果自体にはとても納得がいくのです。
ただ、自分の思っていたのと違ったなぁ・・・と。(苦笑)

私は、ずっと自分のことを「ブルーベース」だと思っていたんですね。
肌が白い方だし、好きな色はくすんだ色が多い。
ハッキリした色のものを身につけると、顔が色に負けると思っていたのです。

行きつけの美容室の担当の方も、カラー診断のできる方で、
ちゃんと診断していただいたわけではないのですが、
「○○さんは、ブルーベースですね。かなり分かりやすいですよ。」
と言われていたし、自分でもそうだろうと思ってて。

例えば、結婚式のドレスにつけるコサージュ。
淡い色だったら、黄色みのあるシャンパンベージュのものより、
プラチナみたいな白っぽいものの方が似合うんです。
イエローっぽいものだと、顔が少しだけくすむんですね。

それが・・・
どうやら、色相としては、ブルーとイエローの混合タイプのようです。
カラー診断では、色の3要素(色相・明度・彩度)から4つのタイプ
(春・夏・秋・冬)に分かれるのですが、
今まで勝手に「私は夏タイプ」と思っていたのが全然違っていて(苦笑)、
【秋〜春にかけてのタイプ】(一部の色は除く)とのこと。

ハッキリとした青とか、鮮やかな色の方が似合うそうです。
淡くて可愛いパステルカラーだと輪郭がぼやけてしまい、
ダークすぎる渋い色は表情をきつく見せてしまう。
だから、そのどちらでもない鮮やかな色。
素材も、綿やオーガンジーのような柔らかいものではなく、
光沢や艶があってカッチリしたものの方が似合うという結果。

カラー診断をして下さった方の言葉を借りれば、
「深みはあるけど枯れていない、強く鮮やかさはあるけれどギラギラして
 いない、知的な華やかさという感じです。いずれも下品になっては
 ×なので、上品さを持ちながら華やかにいきましょう!」

だそうです。
似合うアクセサリーや腕時計なども、シャープで上質感のあるもの、
もしくはクラシックで伝統や重みを感じるもの、とのこと。

たしかに、実際に顔に合わせてみると、鮮やかな色の方が映える気が。
知的な華やかさ・・・ 今の自分にあるとは思えないけど、これも納得。
そんな私がお買い物しやすいのは、神戸かミラノだそうで。
(どっちも遠いー!涙)

でもなぁ、そんな色や素材の服、殆ど持っていないのです。
あぁ、今までの私の洋服選びは、一体何だったのでしょう。(汗)
でも、思い当たる節もあるのも事実です。
だって、本当に綺麗な色をした全く淀みのない淡い色の服は、なんとなく
自分には似合わない気がして着れなかったのですから。



ちなみに、一緒に診断を受けた方は、完全な「夏タイプ」。
私と正反対で、淡くてフレッシュな瑞々しいパステルカラーが似合います。

他人の芝生は青く見えると言いますが、自分にもそういう色が似合うと
言われれば良かったのになぁ・・・と思ったりして。(苦笑)
それと同時に、人それぞれ、肌の色や目の色、眉の形や髪の色に質感さえ
個々に違うわけで、色々な要素が絡み合って似合う色が違うのですね。
どちらかに優劣があるとかではなく、それこそがまさに生まれもった
個性なのでしょう。

自分の望む色ではなかったけれど、より自分自身を引き立てる色が
鮮やかな色であるのだとすれば、それを理解して受け入れて、
自分自身を上手に表現できるようになるといいなぁと心から思います。

それにしても、自分が自分に望むことと、本来の自分が持って生まれて
きたことというのは、意外に違っていたりするものですね。
些細なことですが、人生はなかなか自分の思うようにはいかないものだなぁ
だなんて思ってみたり。(苦笑)

そして、「人と違う」ということを「受け入れる」ことが、
自分自身を知り、かつ、認めるということに繋がるのだなぁ〜と、
今更ながらに思うのでした。
自分の個性を大切にするとは、そういうことなのでしょう。



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